【1週間やってみた】「30品目の植物性食品を食べる」実践してわかった驚きの教訓とは…おすすめ植物性食品のリストも!
結論
結局のところ、週に30種類の植物を食べることは、私が想像していたよりはるかに簡単だった。すでにフレキシタリアンや完全なプラントベースの食生活を実践できている人にとっては、何も難しいことではないはず。 私が普段食べているタンパク質源は、レンズ豆やひよこ豆、その他豆類、豆腐などで、これらはすべて植物としてカウントできる。これが、植物の多様性を増やすうえで鍵となる要素だと実感した。なので、これから植物性の摂取量を増やしていきたい人にとっては、肉や魚を植物性タンパク質源に置き換えることがよい出発点になるはず。 そうするとタンパク質の摂取量が不足してしまうのではないかと心配な人は、動物性タンパク質源に加えて、植物性タンパク質も取り入れるように考慮してみるといい。ひよこ豆など、豆類は素晴らしいタンパク質源であるため、タンパク質の摂取量をさらに増やすことができる。 個人的には、ヘルシーな作り置きと自発性を組み合わせた食生活のスタイルを好んでいる。例えば、ほとんどの週は仕事前に同じ朝食をとっている。メニューは自家製グラノーラにヨーグルトとフルーツを添えたもの。昼食は週に3回分を事前に作り置きしておき、夕食はそのときの気分や冷蔵庫にある材料に合わせて週に3、4回ほど手作りしている。週に1、2回は外食をし、友人の家で手料理を食べることもよくある。こうした私の普段の食事スタイルを守りながら、普段通りのことをしつつ、30種類の植物を摂取するという目標を達成するために、いくつかの食材を追加で取り入れるように試みた。 チャレンジ期間の一週間、私は普段通りの朝食と普段通りのランチの作り置きを実行した。だから、どの植物を追加で取り入れるといいかを考えるのは難しいことではなかった。ただ、専門家のアドバイスには「各食事で新しい植物を摂取する必要がある」とある。つまり、週全体で同じ食事を繰り返していれば、この目標には到達しにくくなるというわけ。作り置きが好きな人にはちょっと残念なニュースでもある。 毎回の食事にどんな植物を追加してポイントを増やせるかを考えるのは、なかなか楽しかった。今日のサラダには、カリカリにしたパンプキンシードを加えてみようかな? スープにレンズ豆を加えてみようかな? ってね。私にとっては、この指針を厳格なルールやダイエットとみなすのではなく、30種類の植物を摂ることをゴールとして捉えることが大切だと感じた。私は冷蔵庫に「達成したらレ点をつけるチェックリスト」を貼り付けてはいないし、友達との外食を諦めてまでプラントポイントを稼ごうともしなかった。実際に外食したときの食事は驚くほど植物性食品がたっぷり使われていて、それを私は無意識に選んでいた。 このチャレンジで私が学んだ一番の教訓は、作り置きの量をちょっと少なめにして、代わりに家で作る料理のバラエティーを増やすこと。これが食生活に植物の多様性を増やすコツだと感じた。新しい植物を追加するうえでは、柔軟でいることも大切。例えば、残り物の料理に新鮮なハーブを取り入れたサラダを添えてみるとか、基本のスープに缶詰のひよこ豆とスパイス加えて新しい料理を生み出してみるとか。 全体としては、週に30種類の植物を食べるという目標を持つことが、食事の多様性を増やそうと考えるきっかけになることは間違いない。一方で、どの食材がプラントポイントとしてカウントできるのか、それをどのくらいの量食べるといいのかを理解するのはちょっとややこしくもある。だから、私はこれからも食生活に多くの植物を取り入れるために、「多ければ多いほどよい」というアプローチを採用していくつもりだが、毎週30種類を達成するために自分にプレッシャーをかけることはしない。それは、事実予測不可能な日常を送る私たちにとって、実用的でもなければ有益にもならないやり方だと思うから。 ※この記事は、イギリス版ウィメンズヘルスから翻訳されました。