Lenovoの画面が「伸びる」ノートPC、55万円です #CES2025
Lenovoが、ディスプレイが伸びるノートパソコン「ThinkBook Plus Rollable」を発表しました。コンセプトではありません。一般消費者向けの製品として発表されました。その価格、なんと3,500ドル、日本円にして約55万円! 【全画像をみる】Lenovoの画面が「伸びる」ノートPC、55万円です #CES2025
画面50%増
ThinkBook Plus Rollableは、製品名の通り巻き込める(Rollable)ディスプレイが内蔵されていることで、画面を引き出し伸ばすことができるという非常にユニークな作りのノートパソコン。14インチのOLED画面が16.7インチに拡張されます。 画面を伸ばすのは手動ではなく、特定のキーまたはハンドジェスチャーで発動。伸ばした縦画面を生かすため、縦スクリーン分割機能も搭載されています。 伸びる画面とは対照的に基本スペックは至って普通。Intel Core Ultra 7チップに、メモリが最大32GB。Thunderbolt 4ポートは2つ。正直、価格を考えると、同スペック帯の端末が2台買えそうな気もしますが、要は画面を伸ばしたいかどうかなんで!
2022年のコンセプトから
Lenovoが伸びるノートPCを初めて公開したのは、2022年のCES。このときは、コンセプトモデルでした。昨年末に製品化の噂はあったものの、正直、個人的にはどこか懐疑的でした。それが蓋をあけてみれば(売れるかどうかはさておき)まさかのガチ製品化! 昨今、折りたたみ端末が一般化してきたことで、フレキシブルディスプレイの注目度・普及も進んでいます。Lenovoの伸びるノートPCも、(価格はさておき)新しいパソコンの世界がリアルに見える1台となりそうです。 CES2025で見つけた最新AIプロダクトのトークイベント、1月23日開催 登壇者は、國本知里(Cynthialy 代表取締役)、西谷茂リチャード(ギズモード・ジャパン インターナショナル&事業開発チーフ)、小林優多郎(Tech Insider編集チーフ)。 くわしくはこちら
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