「吹っ飛ばした!」藤田譲瑠チマ、“強烈タックル”炸裂の瞬間「強いな」 相手FWを吹っ飛ばす→ボールを奪取してイラつかせる
【ベルギーリーグ】ヘント 2-0 シント=トロイデン(日本時間12月8日/アルテフェルデスタディオン) 【映像】藤田譲瑠チマ、“強烈タックル”で吹っ飛ばす→ボール奪取の瞬間 そのプレーで、自身が"世界水準"であることを示した。シント=トロイデンに所属するMF藤田譲瑠チマは、相手に強く当たって体勢を崩させてボールを奪い切った場面には、敵チームから壮大なブーイングを集めたものの、審判はノーファウルの判定。高水準の守備力にはファンも絶賛していた。 話題のシーンは、ベルギーリーグ第17節、シント=トロイデンがアウェイに乗り込んだヘント戦の11分、右サイドから相手に崩されかけた場面だった。ヘントの左サイドバック、アーチー・ブラウンとの連係でFWマックス・ディーンがシント=トロイデン陣内に侵入を試みていたところで、いち早く危険察知したのは藤田だ。 プレスバックしてきていた背番号8は、相手からのパスが中に出ると気づいた瞬間、一気に加速すると、ディーンが足元でボールを受けた瞬間、後ろから足を伸ばしてアプローチ。ボールに触ることはできなかったものの、危険ではない"絶妙な"タックルによって相手の体勢を崩すことに成功した。 足がもつれてディーンがボールをコントロールできずにいたところ、ボックス内で待ち構えていたシント=トロイデンのDFジネディーヌ・ベライドがボールを回収。相手は当然のようにファウルをアピールし、相手ホームのスタジアムには大きなブーイングが響いたものの、審判の笛はなく、藤田のタックルによってピンチを未然に防いだ場面だった。 このプレーを目撃したファンはSNSで「ボールリカバリー数もタックル成功数もインターセプト数も3本指に入るスタッツ残してるね!」「藤田譲瑠チマはここ最近マジで化けてる」「吹っ飛ばした!」「強いな」と驚きと称賛の声を挙げている。 一歩間違えば危険な場面でFKを与えるか、あるいはボックス内でPKを与えてしまうようなエリアでも、勇敢な守備を見せた藤田は、22分に同じく守備の場面で相手を引っ張りイエローカードをもらったが、試合を通してハイパフォーマンスを披露。結果的には渡辺剛、伊藤敦樹が所属するヘントに0-2で敗れたものの、ベルギーの国内メディア『Het Nieuwsblad』では、藤田に対してヘントの伊藤や渡辺と同数でかつチーム内で最高の「7点」をつけるとともに、「ボックス・トゥ・ボックス(ピッチの端から端まで)で何メートルもカバーした」評価していた。(ABEMA de DAZN/ベルギーリーグ)
ABEMA TIMES編集部