「ブラック バイ マウジー」がブランド休止 実店舗は1月末に閉店予定
バロックジャパンリミテッドが手掛ける「ブラック バイ マウジー(BLACK BY MOUSSY)」が、2025年プレスプリングを持ってブランドを休止する。 【画像】マウジーが発売したミッキーマウスのフェイスバッグ
ブラック バイ マウジーは2003年にスタート。キャリアシーンに活用できるリアルクローズやスーツなどを揃え、同年2月に初出店したプランタン銀座(現マロニエゲート銀座)を皮切りに、百貨店への販路をメインに展開してきた。2014年6月には子会社のフレームジャパンに業務移管。それに伴い実店舗を全店閉店し、30代以上をターゲットにシルエットや着心地、素材にこだわったベーシックなアイテムを提案するリブランディングを実施した。その後はECを中心に展開し、2015年9月からファッションビルや百貨店に再出店。現在はバロックジャパンリミテッドが運営しており、ルミネ新宿1店とルミネ横浜店に実店舗を構えている。 同社は社内ブランド構成を再編し、同価格帯ブランドの見直しを行う予定で、その一環としてブラック バイ マウジーの休止を決定したと説明。今後はブランドの編成の中で生まれたリソースを、現状の事業や新規事業に投入することで各分野を強化していくという。 なお、販売中のブラック バイ マウジーの商品は自社ECサイト「シェルターウェブストア」およびアウトレットサイトで取り扱い、実店舗の閉店は1月末を予定している。