大阪府・吉村知事が定例会見7月28日(全文2)軽症・中等症か重症の病床使用率50%で宣言要請すべき
宿泊療養のフェーズ引き上げは考えているのか
産経新聞:産経新聞の尾崎です。もうちょっとコロナ関連で伺いたいんですけれども、先ほどの話にも関連するのですが、今回この病床確保計画の部分で、軽・中等症のところを引き上げるということで、今、なので重症病床がフェーズ3で、今回、軽・中等症がフェーズ4で、宿泊療養がフェーズ3という形なのかなと思うのですが、今後、緊急事態宣言するに当たって、軽・中等症か重症が国の指標でフェーズ4になった場合っていうところを考えたときに、宿泊療養っていうのをこれからまたフェーズ、そちらも引き上げていくということは考えられたりするのかなという。 吉村:ええ。宿泊療養については時間を掛けずにフェーズを上げていきたいと思ってます。先ほど申し上げたとおり、宿泊療養は今、宿泊療養についてはフェーズ4ですね。7月18日にフェーズ4への移行を開始したという形になります。ですので、今、順次この最大の4000室に向けて、徐々に順次、開示、順次広げていってると、施設を再開してると。施設はもう確保してますんで、再開してると。これは看護師さんにお願いもしながら広げていってる。だから7月18の段階でフェーズ4への移行準備はすでに開始しているというのが今の現状です。8月の3日までには4000室が全て動くようにというスキームで進めていってます。さらに6000室まで、2000室増やして6000室に増やしていきたいというふうに思ってます。 ただ感染が増えてきたときには、これで足りるのかと。宿泊療養については軽症・無症状含めて入っていってもらうという形になりますので、感染が増えてきた場合に全部ここで対応するというのは困難な状況になるかも分かりませんが、できるだけ先ほど申し上げたように宿泊療養に入っていただいて、そして回転を速めていきたいというふうに思います。
重点措置の期限を区切りにするのか
産経新聞:それとロードマップの関連なんですけれども、感染状況もこうやって逼迫してる状況で、なかなか月内は難しいというところで、次、じゃあどのぐらいの時期になるのかなって。重点措置自体がもともと来月の半ばには期限を迎えるわけですけど、それをもう1つの区切りにして、それ終わってからとかにするのか、それともそれまでにもし感染がある程度収まってきたらやる可能性もあるのか、その辺りを伺えますか。 吉村:それまででも感染が収まってくればやっていきたいというふうに思います。感染が下り坂に入ってくればやっていきたいと思います。感染の山って誰も予測できないので、結果振り返ってあのときこうやったんか、こうやったやないかっていう話は常に出てくるんですけど、例えばあしたから減るかも分からないですよね。これは分からないわけです。今が、ひょっとしたらピークはあしたかもしれないし、これはもう分からない。しばらくは続くだろうと、人出を見ても、デルタ株の置き換えを見てもしばらくは続くだろうと思いますが、それはあくまでもだろうなので、これは確実に予測できる人は誰もいないと。どっかでピーク、頂点を打って下がってくるときがあれば、下り坂になってくれば8月22日の期間内でも、そこはできるだけ早く、これまでも議論を重ねているわけですから、開示はしていきたいと思います。 どうしても今、緊急事態宣言に入るかどうかという、このまさに山の非常に大きなところでもありますから、東京、首都圏なんかでは非常に増えているし、大阪でも非常に増えているという状況でもあるので、出口ということについてはミスメッセージになっても良くないですから、少し期間はずらすというイメージを持っていただけたらというふうに思ってもらえればと思います。 産経新聞:すいません、ちょっとこれは本当に細かい質問になっちゃうんですけれども、先ほどの、基本的には緊急事態宣言をもって酒類とかの部分とかも変えていくという形で、今の現状の考えとしてそういう話だったと思うんですが、今、人数を2人から4人にされたじゃないですか、この間の時点で。それをまた2人に戻すみたいなことっていうのを考えたりは。