大阪府・吉村知事が定例会見7月28日(全文2)軽症・中等症か重症の病床使用率50%で宣言要請すべき
ワクチン接種について若者にメッセージがあれば
そう考えたときに、これまでいろんな、この場でも申し上げてきましたけど、緊急事態宣言が想定されるような場面になった場合については、この出口戦略についてはその波が少し終えたところで策定していくと。これはメッセージの問題も含めて、そういうふうにしていくというふうに、これまで事前に申し上げてきたとおりです。 今回、大阪においても約700人から800人の陽性者、おそらく1000人にも達すると思います。東京はまさに、東京、首都圏は非常に大きな波が来てるという中で、この出口戦略、ロードマップについては、この山の下り坂になった段階で、落ち着いた環境の下で発表したいというふうに思います。 時事通信:あと最後の質問なんですけど、知事ご自身、きのう2回目のワクチン接種を終えられたということなんですけど、発熱があったというふうにTwitterで投稿されています。若い世代の中にはワクチン接種に消極的な人もいらっしゃいます。ご自身の体験を踏まえて、若い人にワクチン接種の副反応を踏まえて何かメッセージがあれば聞かせてください。 吉村:まず、今はもうほぼ僕も発熱もなくなって正常の状態に戻りました。振り返れば1日、ちょっと風邪みたいな症状出たなというふうに思います。ただコロナに、あるいは自分がかかる、そして重症化するリスク、他人にうつすリスク、そして医療逼迫を防ぐということ等々を含めて考えると、非常にベネフィットのところが大きいと。僕自身が2回目のワクチン接種を終えて、副反応も経験して、多少の風邪の初期症状に似たぐらいの副反応は出ますが、それについてはワクチンのメリットのほうが明らかに大きいと思います。
若い人にもぜひワクチンを接種してもらいたい
もちろん副反応は人によって違いますので、非常に強く出る人もいれば、弱く、ほとんど出ない人もいるというふうに聞いてます。若い人のほうが出やすいとは聞いてますが。その中でも2回目接種でどんな副反応が出るのかっていうのが僕自身も知事の立場で、もう包み隠さずオープンにしていくということのほうがワクチン接種が広がるのではないかというふうに思ったので、Twitterで独自に発信をしました。時間を追ったごとに、こんな状態、こんな状態というのをちょっと細かく発信をしました。変に隠したりなんかするより実際こうですよっていうふうに言ったほうが分かりやすいかなと思ってやりましたが。 若い皆さんについて、前回も発表しましたけども、やはりコロナにかかると後遺症というのが残る、味覚がもう感じられなくなるとか、あるいは脱毛が生じるとか、そういった後遺症が生じる方も非常に多くいらっしゃいますし。それから自分はかからなくてもやっぱり自分の家族とか、あるいは他人にうつすと。他人にとってはこれは死亡する病であったりもしますので、そういったことも防ぐ。あるいは今も医療逼迫の話をしましたが、やっぱり医療が逼迫してくると社会全体を止めていこうということにどうしてもなってきますので、医療逼迫を防ぐという観点からも、十分な医療を受けるという点からも医療逼迫を防ぐということも非常に重要だと思ってます。そういった観点からもぜひ若い人、若い人の中でやっぱり感染がまず広がりますから、さっきのグラフを見ても明らかです。 なので、副反応出ますけど、これはもうはっきり言って知れた範囲です。ですのでワクチンによるメリットのほうが大きいと思います。なので、僕自身もいろいろ公開をしながら、副反応について、個人差はあるわけですけどお伝えをしたということです。若い人もぜひ、ちょっとまだワクチンの供給量も、供給スピードも減ってきて、簡単にはなかなか受けれる状況にはありませんが、順番が回ってきたらぜひ若い人もワクチン接種をしてもらいたいと思いますし、職域接種では年齢関係なく今やってると思うので、若い人にもぜひワクチンを接種してもらいたいというふうに思います。 司会:ありがとうございます。そしたら次お願いします。そしたら、産経。