大阪府・吉村知事が定例会見7月28日(全文5完)堺の鷹の爪をなにわの伝統野菜として認証
大阪府の吉村洋文知事は28日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「「さらなる病床の確保を医療機関に要請する」「大阪産のおいしい野菜を食べてほしい」「副反応は出たがワクチンはメリットほうが大きい」大阪府・吉村知事が定例会見(2021年7月28日)」に対応しております。 【動画】「さらなる病床の確保を医療機関に要請する」「大阪産のおいしい野菜を食べてほしい」「副反応は出たがワクチンはメリットほうが大きい」大阪府・吉村知事が定例会見(2021年7月28日) ◇ ◇
最も警戒すべき時期は
大阪日日新聞:すいません、大阪日日新聞の山本です。緊急事態宣言のことでお聞きしたいんですけれども、知事の、軽症・中等症の病床のほうが先に逼迫する可能性が高いんじゃないかというふうなことでおっしゃっていたと思うんですが、2510を分母にした場合、今のこの感染の速度というのが第4波と同じ速度ということでもフリップでご説明があったかと思うんですけれども、軽症・中等症につきまして。その速度で考えたときに、この2510を分母にした場合の50%に達する時期っていうのは、例えばお盆明けですとか、8月中旬ごろなのか、知事の中で今、最も警戒すべき時期のイメージというのがあれば教えていただけますでしょうか。 吉村:8月の上旬ではないかと思っています。ただ、感染者がこのまま右肩上がりになるかどうかは分かりません。それによって影響が違います。さっき質問でありましたけど、感染者数がどうなるかは考慮しないんですかっていうのは非常に重要なことであって。感染者がぐっと上がればやっぱりここは、そのあと少し遅れて、ぐっとこれ上がってくるし。ゆっくりゆっくり上がったら病院の、病床も回せるので、実は病床は逼迫しないということもあります。
なかなか予測はできない
急に増えてくるとどうしても病床って逼迫してくるので、感染者数と非常にリンクするとこではあるので、感染者数の予測ができない以上は、これはなかなか予測はできないわけです。 だけどこれまでの経験、これまでの波の、デルタは波が強いっていうふうにいわれていますが、増え方というのを考えたとしても、8月の上旬っていうのはそれは1つポイントとしてはあり得るんではないかと思っていますが、ただ、ここは陽性者数もちょっと分からない、減るかもしれないし。あるいは今から日々の感染対策を取っていただければ、その波の高さというのが、スピードですね、角度が、それが緩やかにすることができれば持ちこたえれる可能性もあるとは思います。あとはわれわれがいろんな仕組みもつくって、転院調整システムをつくりましたから。約200の後方支援病院なんかもつくったりもしています。 ただ、どうしても65歳以上の高齢者がなかなか、今、陽性として少なくて、ADLが低下して後方支援病院に回すというよりは、若い人が入って、若い人がそのまま退院していくというパターンが多いので、ちょっとそこの病床の回転率っていうのを考えないとなかなか分からないところはあるんですけれども、ちょっと分からない。だからあした、東京と同じぐらいの数字になったら、もうすぐさま中等症もすぐ埋まりますから、分からないですから、ちょっとここは本当に新規陽性者数によるとしか言いようがないですが、これまでの波で考えると、おそらく8月の上旬ぐらいは50%を超えてくるんじゃないかと、このままいけば、と思っていますので。 だから、なんとか病床数の分母も増やしていきたいと思いますし、併せて府民の皆さんには感染対策を徹底していただいて、1人でも感染者を減らせば病院に入らなきゃいけないという人が減ってくると思うので、そこをお願いしたいと思っています。