缶コーヒー市場にニューノーマル時代の新提案が続々と 自販機も「非接触」に進化
缶コーヒーやペットボトルコーヒーなどのRTD(レディ・ツー・ドリンク)コーヒー飲料はコロナ禍による影響を受けている。感染予防のための外出自粛やテレワーク推進などで、家庭外での飲用機会が多い缶コーヒーなどが前年を下回る推移となっている(9月末現在)。ただ、その中でも光は見えている。家庭内の時間が拡大することで、(広い意味での)コーヒーへの興味・感度が高まるとともに、ストレス発散や気分転換などのオン・オフのスイッチとしての役割が支持されている。各社はこの状況の検証を重ね、浮上の兆しを懸命に探っている。「手入れではできない=RTDだから提供可能な味わい」の追求など、この秋冬以降、「ウィズコロナ」の新たな生活様式に向けた「RTDコーヒー」のありたい姿のきっかけとなるかもしれない。
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日本食糧新聞社