昼からワインが進んじゃう! ハワイの有名シェフが手がける薪焼きレストランの充実ランチ
直径10cmほどにも及ぶ千葉県産のジャンボマッシュルームをはじめ、タケノコやトマトなどフレッシュな野菜を薪火で調理した「薪焼き ジャンボマッシュルーム」3,300円は、ベジタリアン仕様だ。自然の熱源を使用した薪火調理で、野菜は強いうまみとみずみずしさを湛えている。そのままでも滋味深いおいしさだが、添えてある黒ニンニクのアイオリソースをつけることで、マッシュルームでありながらメインディッシュのような食べ応えと満足感をもたらす。
「薪焼き ジャンボマッシュルーム」の副菜は「焼き茄子と紫蘇のマリネ トマトコンソメジュレ」と「クレソンの発酵サラダ」「リークとヴィシソワーズ」「根セロリのポタージュ」。トマトのコンソメジュレに塩麹を合わせるなど、フレンチの技法に発酵大国・日本の食文化を取り入れた副菜は、どれも野菜が持つ力を思う存分に引き出している。確かにこれは副菜というよりも、コースにおけるスープや冷菜、温菜のような完成度の高さで、メインを最高潮の状態でおいしく食べるための料理だ。
彩も鮮やか! ハワイ名物“ポケ”と日本の“ちらし寿司”を掛け合わせた「鮪のポケちらし」
ランチタイムには薪火御膳に加え、彩り鮮やかな薪火ごはんも味わえる。「鮪のポケちらし」2,550円は、ハワイの名物料理ポケと日本のちらし寿司をかけあわせた逸品だ。
十穀米の上には大きめのサイコロ状にカットされた漬け鮪にイクラ、玉子焼き、枝豆、天かす、スライスした根菜、野沢菜の漬物、山椒の若葉である木の芽、ゴマ、エディブルフラワーが鮮やかに散りばめられている。マヨネーズなどを使わずヘルシーに仕立てられたポケちらしは食感も楽しく、天かすのコクや木の芽の清涼感、野沢菜の漬物のほのかな酸味など、一口ごとにさまざまな味わいが広がっていく。
お肉気分の日は「薪焼きサイコロ和牛ステーキご飯」でパワーチャージ!
お肉料理を味わいたい人は「薪焼きサイコロ和牛ステーキご飯」3,850円を。十穀米の上にのるステーキは、トリュフ塩で味付けした熊本県産の艶姫牛のサーロインを薪火で焼き上げてサイコロ状にカットしたもの。さらに枝豆や酢漬けした蓮根、天かす、木の芽を散りばめ、真ん中にトリュフオイル漬けの卵黄をトッピングしている。