史上初の衝撃!アマボクシング全日本選手権で國府紗鈴依&縞鈴の“ミラモン最強姉妹”がアベック優勝…減量&1日7食の4kg増量で階級が重ならないように努力
姉には4キロの増量があった。 1日7食。大学におにぎりを持参して間食代わりに授業の合間に食べて夕食は2回。苦しいい増量をしてまでライト級で出場した理由は「2人で(タイトルを)取れるようにする」ためだ。姉が身長1m65で、1m62の妹より、若干大きいため、成長期を迎えた高校時代から妹は減量、姉は増量して、2人の出場階級をずらすようにしているという。 その減量と増量を支えているのが、母の涼子さん(42)だ。 現在、姉妹は実家のある熊本を離れて、都内のアパートで2人暮らし。「家事は適当に分担している」そうだが、1週間に一度、クール宅急便で、冷凍された母手作りの昼食や夕食が大量に送られてくる。 「減量のある縞鈴には鳥のささ身などを使い、増量の紗鈴依には脂っこいメニューを作っています」と涼子さん。 母はヘルシーな減量メニューとカロリーが増す増量メニューを分けて作ってくれている。ちなみに妹は、鶏肉を使ったヘルシーな蒸し餃子。姉は、チャーハンが大好きなメニューだという。 2人が格闘技と出会ったきかっけは、父の栄一郎さん(55)と一緒に通った空手の道場。 「K-1のピーターアーツに憧れていた」と、40歳を超えて一念発起した父と共に正道会館に入門した。のちに真正会に分派したフルコンタクト空手を中学まで続けた。栄一郎さんは、地元で建築会社を経営しているため、姉妹が土木建築科のある開新高校を進学先に選ぶと、たまたま同校にボクシング部があり、家族全員で見学に訪れて「衝撃を受けた。手だけで技術を洗練させるのは楽しそう」(紗鈴依)と、運命的にボクシングを始めた。 姉妹は、部活にプラスして、地元のTOP-1BOXING FITNESSGYMにも通い、夜には、自宅に作ったサンドバックを吊り下げたトレーニングルームで、父のマンツーマンの指導を受けた。一日の反省をするのだという。 空手時代は、涙を流して、何度もやめたいと母に泣きついたそうだが、ボクシングを始めてからは、一度も辞めたいと言わなかったという。 当初、父の経営する建築会社に就職予定だった姉は、推薦入学の締め切りギリギリで日体大への進学を決め、1年後に妹が姉を追いかけて同校に入学した。 「友達みたいな感覚。登下校も休みの日も一緒」(紗鈴依) 「いつも2人で、ああだった、こうだったとボクシングの話をしている」(縞鈴)
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