【新日本・WTL】高橋ヒロムが〝偽装工作〟でバースデー勝利 内藤哲也を蹴り上げ会場騒然も…
新日本プロレスの高橋ヒロムが偽装工作で、バースデー勝利を飾った。 「ワールドタッグリーグ」Bブロック公式戦(4日、佐賀・唐津)で内藤哲也(42)、ヒロム組は「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」のEVIL&成田蓮(27)と激突。この日、35歳になったヒロムは「誕生日パワー!」と叫びながら暴れ回った。 ハイライトは15分過ぎだ。成田の改造プッシュアップバーを奪いリング外に投げ捨てたヒロムは、何を思ったかパートナーの内藤にトラースキックを発射。会場は一瞬にして騒然となった。ここ唐津は1年前、成田がH.O.T入りを果たした〝因縁の地〟だからだ。 何やら相談したEVIL、成田、セコンドのディック東郷は、葉巻を吸うポーズでヒロムにアピール。すると、何とヒロムも葉巻を吸うポーズを返し、成田、EVILと握手を交わしたが…その直後だ。表情を一変させたヒロムはEVILと成田におきて破りのEVIL(変型大外狩り)を発射。内藤のトルネードDDTをアシストし、最後は内藤がデスティーノで成田を沈めた。 勝利はしたものの、試合後のヒロムは内藤に平謝りだ。H.O.Tを欺くための作戦だったとはいえ、予想以上に強烈な一発をくらった内藤が「やりすぎでしょ」とブツブツ文句を言い続けていたからだ。 とにかくこれで勝ち点を8とし、最終公式戦(6日、鹿児島)では勝ち点10で首位のグレート―O―カーン&HENAREと激突する。内藤は「優勝して祝勝会という名の盛大な誕生日パーティーをやろうぜ。ちゃんとやるのかやらないのか、その答えはもちろんトランキーロ、あっせんなよ」と観衆に呼びかけると、「デ・ハ・ポン」大合唱で大会を締めくくった。
東スポWEB