これが「AI」のチカラか 中空なのにスピンが入る キャロウェイ「APEX Ai200/Ai300」アイアン
初代「APEX」から10周年を迎えることし、キャロウェイから新「APEXシリーズ」が登場。同シリーズは米国市場でアイアン部門No.1セールスを記録したこともあり、ロングセラーとなっている。新モデルでは進化したAIフェースと鍛造製法を融合。その打感、弾道、特徴をアスリートゴルファーのコウタロウ(ドライバーでHS50m/s)とベテランゴルファーのシオさん(同HS40m/s)がチェック。詳しい性能はギア知識が豊富なミタさんが解説する。
フェースもボディも鍛造!2モデルのAIフェースは異なる設計
【ミタさん】 新作ではモデル名に「Ai」が入った新「APEXシリーズ」です。「Ai200」と「Ai300」の2機種がラインアップしています。 【コウタロウ】 キャロウェイとしては、どんどんAIのテクノロジーを活用していこうってことですかね。 【シオさん】 でも、「APEXシリーズ」は伝統的にフォージド(鍛造製法)であることが魅力でしたよね。 【ミタさん】 もちろん、それは継承しています。「Ai200」「Ai300」ともにフェースもボディも鍛造製法です。
【コウタロウ】 えっ、ボディも鍛造!? 最近はフェースが鍛造、ボディは鋳造というアイアンが多いけど。 【ミタさん】 「APEX」はツアーレベルの打感を追求しているので、インパクトを受け止める側のボディも鍛造なのがこだわりです。 【シオさん】 もう一つ、気になったのはフェース。両モデルともAI設計フェースだと思うんですが、「Ai200」と「Ai300」のフェースは一緒ですか? 【ミタさん】 実は違います。パラダイム Ai スモークドライバーのように各モデルでフェースの設計が異なります。「Ai200」は平均スコア80台のゴルファーデータをインプットしていて、「Ai300」は90~100前後のゴルファーを想定したフェース設計です。
【コウタロウ】 ちなみにロフト設定は? 【ミタさん】 7番アイアンで「Ai200」が30度、「Ai300」が29度です。 【コウタロウ】 今年のキャロウェイのアイアンで言えば「Xフォージドスター」が品切れになるくらい大ヒットしているじゃないですか。同じフォージド系でロフトもほぼ同じなので、そこと比較してどうなのかも気になりますね。 【ミタさん】 そのあたりも打って確認しましょう!