「 元カレとは中で出してもできなかったからたぶん夫の子…だと!?」元彼と夫、種が曖昧な子を出産。そのまま育てる決意をした托卵妻のリアル
「妊娠が発覚した瞬間、あれ?私どうすんだっけ?って。必死でエッチした日を思い出そうとしましたが、仕事もめちゃくちゃ忙しかった時期でかなり曖昧。でも可能性としては圧倒的に夫の方が高いと思ったんです。というのも元彼とは3年付き合ったけど、中で処理してもできたことなかったから」。 直感的に感じたそうだ。 「妊娠を認識したら、産みたい!って思っちゃったんですよね。それも相まって信じ込んだっていうのもあったかも。夫に子供できたと話したらめちゃくちゃ喜んでくれて。その姿を見たことで脳が勝手に夫の子だと決めつけたみたいな…」。 そんな曖昧さのまま、出産を選んだ友美さん。 「このことは誰にも話をしていません。だって言ったら、その人を道連れにすることになるから。本当は相談したかったけど、どうしても吐き出したい不安はSNSで吐露して、なんとか出産まで耐えました」。 生まれた喜びはとても大きなものだったそう。 「こんなに子供ってかけがえのない存在なんだなって。夫も涙を流すほど喜んでくれて。これはもうこの人の子だと確信しました」。 あまりにも身勝手な確信だ。【後編】ではその後の友美さんの心境にフィーチャーしていく。 取材・文/橋本 千紗