自分の時代とは真逆

現役選手について語ったロイ・キーン氏 photo/Getty Images

ロイ・キーン氏は、現代の選手たちはピッチ上で監督から褒められすぎていると感じており、それを抑える必要があると、YouTubeチャンネル『The Overlap』にて、ガリー・ネビル氏らと共に現役時代を回想しながら語った。 キーン氏は、「元ノッティンガム・フォレストのジョン・ロバートソンは、（監督に）グッドサインをされたら、自分が10フィート背が高くなったように感じると言っていた。しかし今は逆だ。今の選手は褒められすぎているくらいで、選手たちはボールをコントロールするだけで称賛されている」と述べた。 またネビル氏は、マンチェスター・ユナイテッドをプレミアリーグ13回優勝など数々のタイトルに導いたサー・アレックス・ファーガソン氏の手法についてこう説明した。 「ボス（ファーガソン氏）の言葉は、試合に勝ったときに『Well done son（よくやった）』ということだった。それだけだ。試合終わりにロッカールームで彼が誰かを褒め称え、『今日は素晴らしかった』とか『君は素晴らしかった』と言うのを見たことがない」 全盛期のユナイテッドでキャプテンを務めた2人にとっては、現代の監督の指導方法には疑問符がつくようだ。