【MLB】パイレーツの有望株スキーンズが6回9奪三振2失点の好投 22歳の誕生日を祝う2勝目をマーク
ダブルヘッダー第2試合【パイレーツ10-2タイガース】@コメリカ・パーク
日本時間5月30日、パイレーツは敵地コメリカ・パークでタイガースとダブルヘッダーを戦い、第2試合には大型ルーキーのポール・スキーンズが先発。そのスキーンズの好投もあり、10対2で快勝を収めた。22歳の誕生日を迎えたスキーンズは6回96球を投げて被安打3、奪三振9、与四球1、失点2という安定したピッチングで2勝目(0敗、防御率2.45)をマーク。タイガース先発のケイダー・モンテロは5回途中5安打4失点でメジャー初黒星を喫した。 【動画】パイレーツ先発のポール・スキーンズが9つの三振を奪う(MLB.comより) 2回裏にアキル・バドゥーの犠飛で先制されたパイレーツは、3回表にアンドリュー・マカッチェンの8号3ランですぐさま逆転し、4回表にはニック・ゴンザレスの3号ソロで1点を追加。6回表にも1点を奪い、スキーンズを援護した。スキーンズは6回裏にマット・ビアーリングの7号ソロで2点目を失ったが、6回3安打2失点の好投。パイレーツは7回表に2点、8回表に1点、9回表にも2点を追加し、終わってみれば10対2の快勝となった。 22歳の誕生日当日に先発のマウンドに上がったスキーンズは、自己2番目に多い96球を投げ、9奪三振もキャリア2番目の数字。最速100.5マイル(約161.7キロ)を計測した4シームと平均94マイル(約151.3キロ)のスプリッターのコンビネーションを軸に、タイガース打線を圧倒した。バッテリーを組んだグラント・クックとはマイナー時代にコンビを組んだ経験もあり、それもスキーンズの好投を後押ししたようだ。