ジープ ラングラーの2025年モデルをアメリカ本国で発表
日本仕様では見られない豊富なラインナップを展開
2024年9月17日(米国現地時間)、ステランティス グループは「ジープ」ブランドの本格オフローダー、ラングラーとラングラー4xeの2025年モデルを発表した。 【写真はこちら】現在、日本仕様には設定されていない2ドアモデル。限定でもいいから復活して欲しいところだ。(全12枚)
ラングラーは、ステランティス グループがプロデュースする「ジープ」ブランドの本格オフローダーだ。ジープの80年以上の4×4エンジニアリングの専門知識に裏付けられたラングラーは、地球上でもっとも認識され、有能な車両とステランティス グループでは謳っている。 初代が1987年に発表され、現行型の4代目は2017年に発表(日本仕様は2018年に発売)され、2022年には初のPHEVとなるラングラー4xeも登場した。いずれも、トップクラスのオフロード性能に象徴的なジープ デザイン、オープントップにもなるボディ、洗練されたインテリアなどにより、ラングラーは日本では最も売れているジープ車となっている。また、アメリカで最も売れているPHEVの座は、3年連続でラングラー4xeが占めているのだ。 そんなラングラーの2025年モデルが発表された。米国仕様では、3.6LのペンタスターV6+6速MT、2.0Lの直4ターボ+8速AT、470馬力を発生する6.4LのV8 HEMI、PHEVの4xeなど、さまざまなパワートレーンを設定している。ラングラー4xeは2.0Lのターボエンジンに2基の電気モーターと高電圧バッテリーパックを搭載し、燃費は約20.9km/L、フル充電ならば約33.6kmのモーター走行が可能だ。 ラングラー シリーズで最速かつ最強の「392 ファイナルディション(タイトル写真)」は、470馬力と637Nmを発生する6.4LのV8エンジンに、17インチ ビーズロック対応ホイール、35インチ オールテレーンタイヤ、4.56のアクスルレシオ、1.5インチのファクトリーリフトとスイングゲート補強、さらに2モードデュアルエキゾースト、ウォーターセパレーター付き冷気吸気フードを備えたエクストリーム35パッケージを備えている。