息子が一人暮らしを始めます。「洗濯機を買うのは高いからコインランドリーでいい」と言います。初期費用を考えても洗濯機のほうが安いですよね?
コインランドリーは大容量で乾燥機能もあり非常に便利ですが、自宅での洗濯とコストの違いが気になるところです。それぞれのコストを把握することで、より合理的な判断が可能になります。 本記事では、洗濯機とコインランドリーのコストを比較し、それぞれのメリットとデメリットも紹介します。 ▼節約のためにトイレを「3回に1回」だけ流すのは危険! 節約効果とデメリットを解説
洗濯機とコインランドリーのコスト比較
洗濯機の使用では水道代と電気代が、コインランドリーの利用では利用料金が発生します。それぞれのコストを把握することで、どちらがより経済的かを判断できます。 自宅の洗濯機とコインランドリーを使用するときの光熱費について、利用頻度に合わせたシミュレーションを確認してみましょう。なお、洗剤代や交通費、特殊メニューなどはここでは考慮していません。また、実際の金額とは異なる場合があります。 <洗濯機にかかるコスト> パナソニック株式会社によれば、洗濯機使用時にかかる水道代と電気代は以下のとおりです。 ●ドラム式 (NA-LX129DL/R:標準使用水量約83リットル、消費電力量約68ワットアワー)の場合 ・1回あたりの水道代:約22円 ・1回あたりの電気代:約2.2円 ●縦型(NA-FA12V3:標準使用水量約150リットル、消費電力量約98ワットアワー)の場合 ・1回あたりの水道代:約40円 ・1回あたりの電気代:約3.1円 水道代は22~40円程度、電気代は2.2~3.1円程度です。月の利用頻度に応じたコストは、以下のとおりです。 ・毎日使用:水道代660~1200円+電気代66~93円=合計726~1293円 ・2日に1回使用:水道代330~600円+電気代33~46.5円=合計363~646.5円 ・3日に1回使用:水道代220~400円+電気代22~31円=合計242~431円 また、一人暮らし用の洗濯機はドラム式で7~10万円程度、縦型で3~7万円程度で購入できます。 <コインランドリーにかかるコスト> コインランドリーの料金は店舗によって異なりますが、1回あたりおおよそ300~500円かかります。月の利用頻度に応じたコストは、以下のとおりです。 ・毎日使用:9000~1万5000円 ・2日に1回使用:4500~7500円 ・3日に1回使用:3000~5000円 コインランドリーの利用は洗濯機と比べて、ランニングコストがかかることがわかります。