小池都知事が定例会見8月31日(全文1)プラスチックごみ削減のアイデア募集
東京都の小池百合子知事が24日午後2時から都庁で定例記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「【中継録画】東京都・小池百合子知事が定例会見(2018年8月31日) 」に対応しております。
平成30年度の平成30年度の東京都の名誉都民候補者選定について
小池:お願いいたします。 産経新聞:それでは8月最後の小池知事定例会見をお願いいたします。冒頭よろしくお願いいたします。 小池:早いですね。8月終わり。8月終わりなのに台風は21号? どうなってるんですかね。さて、それでは私のほうからまず何件かお伝えさせていただきます。それにしてもジャカルタで開かれているアジア大会、本当に日本選手、頑張って、金メダルの総数が今日現在というか、8月30日の、きのうの時点で47個。前回大会が47個で、それを上回る59個ということで、アスリートの方々、それぞれ男女ともにとてもいい顔してるなっていうふうに思いますね。とても皆さん、日本の国民、都民の皆さんにいいエネルギーを送ってもらってると思います。きのうの陸上男子400メートルリレーも見ていて痛快だったです。山縣選手、多田選手、桐生選手、ケンブリッジ飛鳥選手ということで、今日も頑張っていただきたいし、この流れをぜひ、東京2020大会で選手の皆さんが力を発揮してくれることを期待したいと思います。 お知らせでありますが、平成30年度の東京都の名誉都民候補者選定についてのお知らせであります。今年度は候補者として奥山峰石さん、それから笹本恒子さん、この方104歳、美輪明宏さん、あの美輪さんです。3名を選定いたしました。 1人ずつご紹介いたしますと、奥山さんは職人として厳しい修行に励まれて、金や銀などを使った高度な鍛金技法を学ばれて、奥山さんの代表的な技法というのが、切嵌象嵌という、象嵌ですね。それを用いて器、そして鉢などに自然の情景を描くことに挑戦してこられました。そして、またモットーが、続けるべき仕事ということで、一代一職ということを座右の銘とされておられるということであります。江戸時代以来の伝統技術の継承で、また、振興、さらに発展に尽力されているということから候補者として選ばれたということでございます。 次に笹本さんでいらっしゃいますが、この方は日本初めての女性報道写真家でおられまして、内外の要人を撮影するなど、大変活躍されておられました。そして一時期写真の世界から遠ざかった時期もあったのですが、71歳にして、また活動を再開されたということで、自立心を持って厳しい時代を生き抜いた女性を中心に、写真に収め続けておられるということであります。女性の社会進出のまさしく先駆者でありまして、100歳を越えた、現在104歳ですけれども、活動を続けておられるということで、人々に希望やエネルギー、活力を与え続けていただいているということでございます。 それから3人目、美輪さんでありますが、ご承知のように戦後の日本にジェンダーを超えた生き方を示すとともに、長くにわたって舞台や映画、テレビ、講演、それから本を書かれたりと、本当に多方面でご活躍してこられておられます。趣向を凝らした舞台、そしてまた大変示唆に富む、ウイットにあふれた、ときになかなか厳しい、そのような話術で夢と感動を与える姿というのは、私が申すまでもなく、幅広い世代の方々の心を魅了しておられると思います。 3名の方々のこのご功績、都民が敬愛して、誇りとするものでありますので、次の定例の都議会でご同意いただいた上で、顕彰式を行う、このような予定でございます。よろしくお願いいたします。また選定された、選ばれました皆さま方にはまず、これからも頑張っていただきたいと存じます。