【写真：Getty Images】

　ユベントスのブラジル人MFアルトゥールに、複数のクラブが獲得に興味を示しているようだ。スペインメディア『fichajes.net』が、現地時間3日に報じている。昨シーズンはレンタル先のフィオレンティーナで存在感を放ったアルトゥールだが、今季は一度もまだピッチに立っておらず、今後の動向に関心が集まっている。　 　28歳のアルトゥールは、2020年夏にバルセロナからユベントスに加入。期待されていたような活躍を見せることができず、2022年9月にリバプールへレンタル移籍を強いられる。しかし、長期離脱を余儀なくされ、わずか1試合の出場に終わった。それでも23/24シーズンには、フィオレンティーナに貸し出されると、ビンチェンツォ・イタリアーノ監督の信頼を掴み、セリエAの33試合に出場。中心選手として活躍した。今季は保有元のユベントスに復帰しているが、未だに出場機会を一度も得られていない。 　同メディアは、「今、ジローナとレアル・ベティスは、アルトゥールにとって魅力的な選択肢として浮上しており、彼はラ・リーガへの復帰を好意的に考えている」と報じた。続けて「スペインの両クラブが候補の中で注目されているが、この2チームだけが関心を示しているわけではない。ベンフィカやオリンピック・マルセイユのようなチームも興味を示している」と綴り、「イタリアのコモも選択肢として浮上しているようだ」と記している。 　さらに「ユベントスは1500万ユーロ（約23億円）近い金額での移籍交渉に応じる意向を示している。アルトゥールは、再び中心選手としてプレーすることを望んでおり、ラ・リーガのクラブは、彼のキャリアを再起させるための理想的な舞台となる可能性が高い」と伝えている。果たして、アルトゥールの次のクラブはどこになるのだろうか。