大阪市・松井市長が定例会見2月16日(全文4完)一元化条例案は今議会で判断してもらう
大阪市の松井一郎市長は16日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪市・松井市長「令和3年度の予算を説明する」(2021年2月16日)」に対応しております。 【動画】大阪市・松井市長「令和3年度の予算を説明する」(2021年2月16日) ◇ ◇
成立時期は後ろ倒しも考えられるのか
毎日新聞:ある種の透明化を図っていくっていう意味合いがあるというお答えだったかと思うんですけど、来年度予算の中に今おっしゃった事業ではなくて都計、都市計画関連の事務を府に委託するとなったら、例えば職員の人件費ですとか、仕事をどういうふうに委託していくかっていうことが、もう予算上どれだけを委託するかっていうのはもう明らかになっているんでしょうか。 松井:それは予算をまた、いきなり4月から委託するわけじゃないんで。これはこれから規約を詰めますんで。要は法令ができて政令で定めるようなもんです。規約を作る中で大阪府と協議して具体的な事務の体制だとかそういうものを定めていきます。その時点で事務費だけですから、これは大きな予算には、予備費で十分対応できる範囲だと思います。事業費じゃないんで。 毎日新聞:そうなるとある程度条例案を議論していくのは当然なんですけれども、成立時期についてはある程度後ろ倒しということも考えられるんでしょうか。 松井:いや、成立時期は今議会でもう成立をさせてもらいます、判断してもらいます。その議会も10年、府市の二重行政の弊害と府市一体での法律化というものを10年間僕らは議論もしてきたし、実際にさまざまな統合案件も実現を実現をさせました。それを議会でずっと議論してきたわけです。市議会、府議会で。で、この広域一元化条例というのは10年間の議論のもとに議会に判断していただくものですから。別にきのう今日出てきて提案している内容ではありません。これまでは僕らは特別区というものを目指してきたんで、僕と今、吉村知事の間では知事、市長の任意で副首都推進本部というものが、会議もできますから、だからその形でこれまではいいんじゃないかなということでやってきましたけれども、これからもう大阪市は政令市としてこれはもう継続していくわけです。住民投票では否決ですから。 ただ、それは僅差でした。そんな中で府市が二度とばらばらにならない条例について議会がルールについて、議会がどう考えるかということで、今、維新はもちろん賛成です。公明党も前向き。自民、共産は自分の身分のために反対。分かりやすい話になっています。 司会:ほかにご質問ございますでしょうか、よろしいでしょうか。それでは終了いたします。ありがとうございました。