大谷翔平の33号“4階席アーチ”に全米が驚愕「ソーサ記録に並ぶ歴史的一発」同僚は「思わずタオルを口に」
同紙は「エンゼルスのダグアウトにいた残りの選手たちも同様に驚愕し、彼らが不自然に空に向けて首を伸ばし、彼らの信じられないという様子がカメラに捉えられていた」とも記した。 MLB公式サイトも「大谷が33号で撃破、歴史を作る」との見出しを取り「野球場で大谷が行う信じられない物事に限界はなさそうだ。彼はTモバイルパークの右翼最上階へ届くソロ本塁打でまたもや素晴らしいパワーを披露した」と伝えた。 記事は「ダグアウトにいた彼のチームメートは大谷の通訳の水原一平氏に抱きついた遊撃手のホセ・イグレシアスや信じられないと頭の上に手を置いたジャスティン・アプトンを含め、仰天の反応だった」と、ベンチの祝福の様子を描写。 その上で、1999年に開場したシアトルの本拠地球場で、この4階席にホームランを放ったのは、史上6人となることを紹介した。同サイトによると、過去にここまで打ったのは、ジョーイ・ギャロ(2020)、ダニエル・ボーゲルバック(2019)、ノマー・マザラ(2019)、カルロス・デルガド(2001)、モー・ボーン(1999)の5人。「大谷の一撃は下の階にボールが落ちてくる前に(最上階の)5列目の席にたどり着いた。2015年に遡って、この球場であらゆる左打者の本塁打より遠くへ飛んだ。全体での最長記録は、マイク・ズニーノの470フィート(約143メートル)となる」と紹介した。 米ヤフースポーツは「大谷が誰もが到達できないだろうという場所へ打球を放つ」との見出しを取り、「今年は大谷翔平の年だ。エンゼルスの二刀流の天才は金曜日にMLBベストとなる33本目の本塁打を放ち、MLBの顔となる活動を続けている。彼は、今メジャーの本塁打争いで2位に5本差を付けてリードしている。そして、この本塁打は、ここまでの他の本塁打とは違い、Tモバイルパークの観客から自然と感嘆の声の波を呼ぶ強打だった。この打球が到達した場所は4階席。(そこまで飛んでくるのが)信じられないような反応をした3人組のファンの隣に落下した」とレポートした。 また同メディアはいよいよ12日(日本時間13日)に迫ったメジャー球宴の本塁打競争に結び付け、「湿度のないクアーズフィールドで行われるホームランダービーへ向けた口コミ宣伝として考えてみてほしい。観客はヘルメットを持ってくることを考えるかもしれない」と期待を寄せた。 では敵地シアトルの地元紙の反応はどうだったのか。