小池都知事が記者会見10月23日(全文1)基本的な感染防止の徹底が鍵に
欧州の感染増をどう見ているのか
共同通信:それでは2点目なんですが、最近になってヨーロッパの各国で再び感染者が急増していて、国によっては都市封鎖でしたり夜間の外出禁止などの動きも出てきています。今後の推移次第によってはビジネスの再開でしたり、五輪開催の機運に再び水を差しかねないということが懸念されてくるかもしれないんですけども、この辺りの現状についてどうお考えになりますでしょうか。 小池:それぞれ各国、いろいろな対策を講じておられることかと思います。これについてはやはり同じことだと思いますね。基本、感染を拡大させないために、国民や市民、そしてまた事業者、両方が基本的なことをお守りいただくということに尽きるのではないかというふうに考えております。 日本の事例などもうまく伝えていく必要があるかと思いますし、またやはり、このマスクの活用というのが日本の場合はかなり徹底しているということも、これも外に向かっても伝える価値はあると、このように考えております。 またこれはどこも同じでありますけれども、第1波のときと比べてどの国、どの地域を見ましても、重症者数がかなり減ってきているというのも医療関係の皆さんのご努力とともにいろいろな治療薬等が、さまざま治験が重なってきているということも有効に活用されてるのではないかと思います。 国によってそれぞれ状況は違いますけれども、対応の仕方ということについては共通する部分が多いのではないかと思っています。 共同通信:幹事社からの質問は以上です。各社からの質問に移りたいと思います。各社、挙手の上、知事からの指名を受けた上で、所属と指名を述べてから質問をしてください。ではお願いします。 小池:はい、じゃあ東京新聞さん。 【書き起こし】小池都知事が記者会見10月23日 全文2に続く