小池都知事が記者会見10月23日(全文1)基本的な感染防止の徹底が鍵に
19日に奥多摩でドローン物資輸送訓練
そして3密を回避するために、事前登録した地元の帰宅在住者の皆さんに、来場者を今回は限らせていただきます。毎回多くの方々に参加していただきますが、今回は限らせていただく。訓練の様子は、「東京動画」でも配信いたしますので、そちらでご覧いただいて、防災力の向上に努めていただきたいと存じます。 また昨年は台風第19号が猛威を振るいましたよね。その教訓を踏まえまして、この訓練の一環として19日に奥多摩で、ドローンで物資を輸送する訓練も行います。以前も1回やりました、ドローンで。医薬品などを山を越えてドローンで運ぶということを、あらためてやっていきます。 次に都は今年度から防災知識が学べる東京都防災模試模擬試験、これを来月の22日から1カ月、実施いたします。スマホを利用して気軽に参加できるものでありまして、地震、風水害、感染症に関する問題が出題されます。それによって防災知識の確認をしてもらえますし、また、こういうことなんだといって、新しい知識の習得の機会にもなりますので、ぜひ多くの方に挑戦していただきたい。 また模試の開催に合わせまして、総合防災訓練の場で私も参加いたしますので、オンラインでのキックオフイベントも実施いたします。イベントのほうはあらかじめ応募した方々に実際に受験をしていただくこととし、意見交換も行いながら防災に関しての知識を深めていただきたいと思いますし、その様子もライブ配信いたします。
デジタルシフト推進担当課長を5名程度採用予定
今日からこのイベントに参加いただける方の募集をスタートします。11月の6日まで受け付けますので、申し込みの宛先は東京都の防災ホームページからご確認いただければと思います。それでいろいろと防サイくんが神になったり防災優等生になったり、防災の番人になったり、防災のヒーローになったり、知識だけは一人前、防災おたくになったりなどいろんな観点から加点されまして、それによって称号というのかな。それがもらえるというものであります。楽しく防災を学んでいただきたい。そういう工夫であります。ご参加ください。 次に人材の採用をいたしたいと思います。どんな人材かというとICTです。この採用開始についてのお知らせであります。ご承知のように構造改革に向けた取り組みを進めています。先日もDX、デジタルトランスフォーメーション推進に向けた5つのレス徹底方針をお示しいたしました。キャッシュレスとかペーパーレスなと。 東京のディスインフォメーションを確実に推進するその鍵は、やっぱり専門人材を確保するということに尽きるわけです。都はこれまでも民間の企業から高度な専門性や豊富な経験を持った方を採用して、そしてICT人材の確保も進めてまいりましたが、今後、デジタルガバメントに向けた取り組み、さらにスピード感を持って進めていくために、本年度もICT人材の募集を行います。そして体制の強化を図ります。 昨年度も採用いたしましたデジタルシフト推進担当課長、この役職で新たに5名程度採用をいたします。採用された職員の方にはさまざまな施策のデジタル技術活用に向けた企画など、デジタルシフト推進のリーダーとして活躍してくれることを期待をいたしております。今日から都庁のホームページなどを通じまして公募の開始をいたしまして、令和3年1月、来年1月の採用を予定いたします。11月上旬には高度な知識や技術などをお持ちの企業のCXOクラス、そして専門部門の責任者など、外部アドバイザーとしても専任いたします。そういうDXフェローの公募も行ってまいります。 今回は都民に分かりやすいデジタルによる行政サービスの発信などの観点から、ウェブデザインなどの分野に経験のある、知見のある方の公募も予定いたしております。ICT技術と共にこれをどういうふうに使えるのかなど、それをデザインするっていうのも非常に大きな役割ですので、その方を求めます。