広島カープ 週末の巨人3連戦 堂林翔太 ホームランも今季9度目の延長戦 譲らぬ展開へ 2戦目ヒーローは菊池涼介 大瀬良大地は無失点継続 球団歴代2位に 1勝1敗で迎えた3戦目 代打・羽月隆太郎のあきらめない激走
天谷宗一郎 さん 「安定感抜群のピッチングを見せてくれています」 継投に移ったカープは8回、セットアッパー・島内颯太郎 が、フォアボールやヒットで満塁のピンチを招くと、めずらしく新井貴浩 監督がマウンドへ。島内に対して直々にゲキを入れます。 その後、内野安打で同点に追いつかれますが、土壇場の9回、2アウトからベテラン・菊池涼介 が一振り。値千金のホームランで勝負あり。カープが接戦をものにしました。(巨人 1ー2 広島) 天谷宗一郎 さん 「このミートゾーンの幅の広さっていうのが、菊池選手ですよね。ナイスバッティングです」 広島カープ 菊池涼介 選手 「いいところに当たってくれたので、よく飛んでくれました。前を向いてやるしかないと思っていますので、はい。まあ、入ってよかったです」 ■6月30日(日)巨人 vs. 広島(東京ドーム) 3戦目。3点を追うカープは、6回、1アウト・ランナー2塁・1塁とチャンスを作り、打席には 坂倉将吾 。左キラーのピッチャーからタイムリーツーベースで1点を返します。 天谷宗一郎 さん 「難しいボールですけど、本当にすばらしいバッティングです」 7回には ランナー3塁・2塁でしぶとく、上本崇司 がショートゴロ。この間に1点を返して、ついに1点差に迫ります。 簡単にはあきらめない新井カープは、9回、1アウトから俊足・羽月隆太郎 が、代打で登場。意表を突くセーフティーバントで激走するもアウトに…。しかし、ここで新井監督がリクエスト。すると判定が覆り、チャンスがつながります。 天谷宗一郎 さん 「ナイスアイデア、それにここでやる勇気もすばらしかったです」 その後、2アウト・満塁までジャイアンツの大勢を攻め立てて、ドームはカープファンの期待と歓声でふくれ上がりますが、最後は小園がキャッチャー、ファウルフライ。逆転劇とはならず、巨人との3連戦は負け越しに終わりました。(巨人 3ー2 広島)
中国放送