内島萌夏 初のオリンピックは初戦敗退、大坂なおみも敗れ日本勢女子シングルス全滅<パリ五輪>
パリオリンピック
パリオリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)は28日、テニス競技の女子シングルス1回戦が行われ、世界ランク66位の内島萌夏は同31位のE・スイトリナ(ウクライナ)に2-6, 1-6のストレートで敗れ、初のオリンピックは初戦敗退となった。 【一覧】パリオリンピック テニス 全種目ドロー 22歳の内島は現在キャリアハイの世界ランク66位。今季はツアー下部のITF大会で3週連続優勝を成し遂げるなどし一気に世界ランキングを上げ、先月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)では予選を勝ち抜き本戦入りすると本戦1回戦で勝利し四大大会初勝利を挙げた。 オリンピック初出場となった内島は1回戦で29歳で元世界ランク3位のスイトリナと対戦。同選手がオリンピックに出場するのは3大会連続3度目であり、前回の東京オリンピック(日本/東京、有明テニスの森、ハード)では銅メダルを獲得している。 この日の第1セット、内島はサービス時のポイント獲得率が42パーセントに留まると3度のブレークを許し先行される。続く第2セットも内島は主導権を握られ、序盤から5ゲームを連取されると1ゲームしか獲得できず初戦敗退となった。 勝利したスイトリナは2回戦で第5シードのJ・ペグラ(アメリカ)と世界ランク79位のV・ゴルビッチ(スイス)の勝者と対戦する。 なお、日本勢は内島の他に世界ランク102位の大坂なおみが同大会のシングルスに出場。しかし、27日に行われた1回戦で同217位のA・ケルバー(ドイツ)に5-7, 3-6のストレートで敗れ、初戦敗退となっている。
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