小池都知事が記者会見6月26日(全文1)避難所確保に向け、旅館団体らと協定締結
東京都の小池百合子知事は26日、都庁で定例記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「東京都・小池知事「新型コロナ・テックパートナー企業を発表」(2020年6月26日)」に対応しております。 【動画】東京都・小池知事「新型コロナ・テックパートナー企業を発表」 ◇ ◇
新型コロナ・テックパートナーを選定
東京新聞:知事定例会見を始めます。よろしくお願いします。冒頭、知事から。 小池:それでは本日の記者会見、開始いたします。まず、今日は4点お伝えすることがございます。冒頭、新型コロナウイルス感染症対策についてでありますが、まず先般、公表させていただきました店舗型の「東京版新型コロナ見守りサービス」でございますけれども、こちらのほうにご協力いただける新型コロナ・テックパートナー、その企業の選定について決めましたのでお知らせいたします。 すでに都立施設で導入を始めている東京版見守りサービスであります、QRコードをかざして、そしてそこで陽性者が発生したら、その時間帯におられた方、その時間、日にちにおられた方にご連絡をするという、そういうサービスですけれども、これを民間の店舗、今回は都立施設に付けましたけれども、今度は民間の店舗にもそれを導入するというために、サービスの展開に協力していただける事業者を6月12日から公募をいたしておりました。その件で、今回、協力事業者が決まりました、選定いたしましたのでお知らせいたします。
27日以降、加盟店向けサービスを順次開始
まず、キャッシュレスサービスのKDDI、それからPayPay、レストランなど事前予約システムを行っておられるfavy、イベント関係の事前登録チケットシステムのイベントレジスト、そしてヤフーおよび株式会社一休、この5社になります。このサービスですが、協力事業者でありますテックパートナー企業の加盟店舗などで利用者がキャッシュレス決済や事前予約などのサービスを利用する際に、訪問履歴をひも付けて、そして希望なさる利用者に対して、クラスターが発生したときに感染情報をご通知するという、そういうシステムになっています。 あす、6月27日以降、この加盟店向けのサービスを順次開始をいたしてまいります。都民の皆さまには先だっての都立施設に加えて今回は店舗へ拡大しました都の見守りサービスをご活用いただいて、市中感染リスクの低減や早期相談につなげることで、新しい日常の定着そして第2波への備えへご協力をいただきたいと存じます。 次に、高齢者施設の介護職員の皆さん、新型コロナウイルスの感染症の感染の予防について、動画をもって学んでいただく、知っていただくということで、この動画についてご紹介をいたします。高齢者が新型コロナウイルスに感染すると、ご承知のように重症化することが多いわけですね。そして、高齢者施設では、そのために日頃から感染予防に取り組んでおられますけれども、ケアを行う際はどうしても、お風呂に入れたり、それから起こしたりということで、実際の接触が避けられないということ、それから、集団生活になりますので密集になりやすいという特徴がございます。そこで、今回、この介護職員の皆さんが不安なくケアを行えるようにということで、感染症の専門家の監修を得まして、新型コロナウイルスについての基礎知識、そして日頃の予防策について、基礎から学べる動画を作成をいたしました。 この動画では、こちらイメージですけれども、施設内で感染が疑われる方が発生した場合に、マスクの着け方、ガウンの着方など、個人防護具ですね、この正しい使い方を動画で学んでいただいたり、それから感染予防に配慮した食事や排泄のケア、居室の消毒方法などについても分かりやすく紹介をしているものでございます。ちょっとそれでは動画のほう、ご覧ください。 女性(VTR):食事介助。感染の疑いがある人の食事は原則として居室内で行います。使用後の食器類を居室の外に持ち出すときは、防護具の着用をしたまま居室から出ないよう、居室の外の職員に手渡して下膳します。