テログループによる化学剤散布を想定 大規模訓練【長野・飯田市】
飯田市でテログループによる化学剤の散布などを想定した大規模な合同訓練が実施されました。 県警や県内の各消防本部などおよそ650人が参加した「長野県国民保護共同実動訓練」。 飯田運動公園でテログループが、化学剤のサリンを散布した想定です。 駆け付けた警察や消防隊員などが、化学剤の検知や負傷者を救助する訓練にあたりました。 その後、公園内で爆発物が発見された想定で、警察による爆発物処理の訓練も行われました。 ■県危機管理部・小林大嗣 危機管理係長 「しっかりとした指揮命令は非常に重要になってくる。今回出た課題についてはしっかり振り返って万が一の事案に備えて、どうすればいいかという対応をしっかりと詰めていきたい」 いつ起きるか分からない有事に備え、各機関が連携や対応を確認しました。