クマに襲われ頭などにけが キャンプ場の近くでランニング中の男性(58) 専門家「冬眠に向けて食料を蓄える時期」【長野・野沢温泉村】
6日朝、野沢温泉村のキャンプ場付近で、ランニング中の男性がクマに襲われけがをしました。 ■記者 「この道の先に男性が襲われた場所があります。当時、周辺は霧が立ち込めていたということです」 警察によりますと6日午前6時半ごろ、野沢温泉村のスタカ湖キャンプ場の近くでランニングをしていた63歳の男性がクマに襲われました。男性は頭や左肩をひっかかれ、軽傷とみられます。 クマは親子とみられる2頭で、男性を襲ったのはそのうち体長1メートルほどの親グマとみられます。警察と村の職員が捜索しましたが見つかっていません。 県のクマ対策員によりますと、多くのクマは来月冬眠に入るため、今は食料を蓄える時期だということです。警察は注意を呼び掛けています。