小池都知事が定例会見4月15日(本文1)「もっとTokyo」はGo Toトラベルに合わせて再開予定
スタンドアローン評価で国の評価を上回る格付け
さて、次ががらりと中身は変わります。次が東京都の債券を発行しているわけでありますが、これ、都債ですね、東京都債の格付けについてのお知らせです。都はこれまで国内外で都の債券、都債を購入する投資家の皆さんの判断指標となる格付けを海外の格付け機関でありますS&P Global Ratings、Standard & Poor'sですね、Global Ratingsから取得をしてまいりました。で、きのうこの会社の格付けレポートが都の債券についてのレポートが更新をされました。都の格付けはA+を、これを維持しております。それから自治体の格付けは、その性質上、国の格付けが天井になるわけでありますが、一方で国の影響を除いた都単独の評価というのがあるんですが、これはスタンドアローン評価といいます、こちらのほうはAA+とされておりまして、国の評価を上回る格付けになっています。 こうした格付けの根拠でありますけれども、都の財政力、それから首都・東京の豊かな経済力、それから確実にコロナ対策を進めているということも、その評価の中に入っております。さらにそういった中でも持続可能な都市を目指す取り組みを進めていることなども評価の材料にしていただいているということであります。 都はこれまで全国の自治体に先駆けてESG債でありますグリーンボンドや、それからソーシャルボンドなど、発行いたしております。多くの投資家の皆さま方の支持を得まして、令和4年度もESG債、全体にしますと計1000億円を発行する予定といたしております。 世界の都市間競争が激化する中で、今後とも都が国内外の投資家の皆さま方から選ばれるというためにも、力強い経済やサステナブルリカバリーの実現に向けて、さらに取り組みを加速させてまいります。いずれにしましても、今回このような客観的な評価をいただいたということで、しっかりとした運営ということが認められたということかと思います。 以上、私のほうから本日5点についてお伝えをいたしました。では、毎日新聞さんですね。どうぞよろしくお願いします。