小池都知事が定例会見4月8日(本文1)TOKYOワクチンバスを大学に派遣
東京都の小池百合子知事は8日午後、都庁で記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「東京都・小池知事が定例会見(2022年4月8日)」に対応しております。 【動画】東京都・小池知事が定例会見(2022年4月8日) ◇ ◇
引き続き基本的な感染対策の継続を
小池:さあ、それじゃあ始めましょうかね。よろしいですか。では始めます。よろしくお願いします。今日は5件についてお話をさせていただきますが、その前に、藤子不二雄Aこと安孫子素雄さんが亡くなられました。この藤子さんは、藤子不二雄Aさん、若かりしころ、豊島区にトキワ荘というところ、手塚治虫さんとか、もう本当に今レジェンドの方々が、そこで若い皆さんが集まりながらお互い磨き合った、有名なところですけれども、仲間たちと切磋琢磨されて、そのあとに多くの名作を残されておられます。謹んでご冥福をお祈りしたいと存じます。 そして今日お伝えする5点でありますけれども、まずコロナウイルスについてであります。新年度が始まりましてだいたい1週間たったわけであります。新たな環境にそれぞれ皆さん少しずつ慣れておられるかと思うわけですが、環境が変わっても変わらずに続いているのが残念ながらコロナとの戦い。で、きのうのモニタリング会議でお伝えいたしましたように、減少傾向にあった入院患者数ですけれども、今週はだいたい横ばいですね、で、感染の再拡大に備えよとの指摘がございました。今、リバウンド警戒期間と定めさせていただいているわけでありますけれども、引き続き基本的な対策、しっかりと継続していただくことが必要でございます。
3回目接種率は都内全人口の44%
そして最近の傾向として顕著でありますのが、20代の感染者数、そしてその割合の増加でございます。3回目のワクチン接種率については都のホームページでも毎日お伝えしておりますけれど、都内の全人口で44%、高齢者につきましては80%を超えて82%となっています。一方で20代の方々が約26%と、他の世代に比べますと低い状態になっております。一方で感染症の後遺症でありますけれども、相談者の4分の1が20代以下の若い方が占めているということで、既往症がない方も後遺症とは決して無縁ではないわけであります。 都は若い世代が新入生や新社会人となるこの時期、この機会を捉えまして、ワクチンの接種を強力に推進をいたしております。今ご覧いただいている9カ所の大規模接種会場ですけれども、この会場において新たに団体の接種も開始をいたします。企業の皆さんや大学単位のほか、サークルやゼミ単位でも予約できます。ぜひご活用いただきたいと思います。 さらにワクチンバスのほうですね、バスで、今ご覧いただいているTOKYOワクチンバスという、こちら2チームを組んで接種をしているという、に当たっているわけですけれども、職域接種、まだやっておられない大学などにも派遣いたしまして、ワクチンの接種を加速してまいります。 TOKYOワクションでありますけれども、都として新たな特典を用意いたしました。その応募の受け付けを開始いたします。その受付期間は今日から28日の木曜日までといたしておりまして、応募の方法は福祉保健局のホームページから行っていただけることとなっています。 例えばじゃあどんな特典があるのか。都が特典を提供させていただくものとして、ご覧のようにパンダのプレミアム入園券、上野動物園です、小河内ダムの見学会とか、いろいろ用意をいたしております。今回ご覧いただいているのが、都が提供する特典でございます。接種をされたあとはTOKYOワクションへ登録をしていただければということです。 都はこのようにワクチン接種の促進に向けましてさまざまな工夫をしてまいりますので、若い世代の皆さまはもちろん、ワクチンの接種、ぜひご検討いただきたいと存じます。で、基本的な対策も重要です。都民の皆さまにはマスクの着用や混雑の回避など、いま一度、徹底をお願いいたします。また、飲食の機会には、認証店、少人数、短時間ということをお願いしております。