小池都知事が定例会見4月15日(本文1)「もっとTokyo」はGo Toトラベルに合わせて再開予定
東京都の小池百合子知事は15日午後、都庁で記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「東京都・小池知事が定例会見(2022年4月15日)」に対応しております。 【動画】東京都・小池知事が定例会見(2022年4月15日) ◇ ◇
台風1号が小笠原諸島に最接近
小池:はい、それではよろしいですか。 毎日新聞:はい、それでは知事、よろしくお願いします。 小池:はい。それでは、4月15日、今日の記者会見、5つのテーマがございます。まず台風ですね。大型で勢力の強い台風1号、今、小笠原諸島に最接近をしておりまして、都は情報連絡体制を取っておりますので、情報収集の継続をしているところであります。最新の状況は雨が少し収まってはいるけれども、風はかなり強いということでございます。そして今朝の明け方から父島のほうで停電が発生しているとの報告がございます。その他の被害は報告されておりません、確認されていません。小笠原村の皆さん、どうぞ引き続き気象情報、そして村が発表いたします避難情報に十分ご留意をいただきたいと思いますし、まず身の安全を第一に適切な行動を心掛けていただきますよう、お願いをいたします。 次にコロナであります。新型コロナウイルス感染症対策でございますが、今週の状況については専門家によるモニタリング会議、きのう、木曜日、モニタリングが行われまして、その項目の分析におきましては、流行の主体がBA.2、こちらの系統にほぼ置き換わったということです。BA.2はBA.1と比べて感染力が高い、高いからこそ置き換わるわけですけれども、引き続き気を緩めることなく基本的な感染防止対策の継続をする必要がございます。
感染の連鎖を断ち切る効果が期待できる
他の地域に目を向けてみますと、新規陽性者が増加傾向になっているような府県もございますが、都だけではありません。このコロナ感染症というものについては、わが国全体で立ち向かっていかなければなりません。感染の連鎖を断ち切る、その効果が期待できるというのがワクチンであります。 ワクチンについてはきのう、1都3県の知事会議をオンラインで行いました。特に若い方へのワクチンの3回目接種を呼び掛ける共同メッセージを発出いたしております。都といたしましても、接種の加速に向けて、今、都の職員が企業、そしてまた大学や飲食店などを直接訪問しておりまして、ワクチンの接種を働き掛けております。また、この接種のPRに、ご覧のようなポスターも用意をいたしておりまして、これらも活用して、後遺症や感染拡大の防止、社会経済活動との両立に向けての接種を呼び掛けてまいります。 都においてはご覧の大規模接種会場、計14カ所でありますけれども、運営をしていまして、この中にはファイザー社製のワクチン、これは12歳から17歳の方も接種できる会場。それから予約なしで企業、団体での接種ができる会場などもございます。特に若い世代の皆さんには、自分自身を守ることや大切な人を守るために、さらには感染の連鎖を断ち切るという点でも、受けておられない方、ワクチンの接種をお願い申し上げます。 そして現在はリバウンド警戒期間としておりまして、その真っ最中にあるわけです。感染拡大防止には、私たち1人1人が感染しない、そして感染させない、その意識を持ちながら基本的な対策を徹底することが大切であります。ワクチンの接種を含めて、都民、事業者の皆さまのご協力、基本的な予防策の徹底など、ご協力のほど、よろしくお願いを申し上げます。これが2つ目でコロナ対策であります。 次に、皆さん、レインボーブリッジを自転車で駆け抜けてみたいという思いに駆られたこと、ありませんか。レインボーブリッジを自転車で走り抜けるイベントについて、お伝えを申し上げます。先日、東京マラソンが行われたところでありますが、次にスポーツとしての自転車のイベントを立ち上げたいと思います。言うまでもありません、自転車というのは環境に優しい乗り物で、何よりも健康増進にもつながるわけであります。 そこで、普段レインボーブリッジ通れないんですけれども、ここを、このレインボーブリッジを含めて東京のランドマークとなる場所を自転車で走り抜けて、東京の魅力や自転車の魅力を大いに感じてもらう、そんなイベントを行うということといたしました。