真面目な40歳妻がPTAで浮気?小1息子も泣いた疑惑の真相と夫の決断
「筋肉質な男性」と“買い物”
14時に閉会し、15時に後片付けが終わると妻は息子とともに自宅に帰りました。17時に息子とともに出てくると、ある居酒屋に入っていきます。地元密着型の居酒屋で、打ち上げのようでした。店内には子供とその親たちが合わせて30人ほどいました。皆、勝手知ったる様子で、酒を飲み、持ち寄った料理を食べています。昼間の筋肉質な男性はカウンターの中で何か作業をしています。妻と男性はアイコンタクトを取っていました。 男性が店の外に出ると、妻も時間差で店の外に出ました。誰かが「どこに行くの?」と言うと、「アイス買ってくる」と妻。息子がついてくると、「ここで遊んでいなさい」と冷たく制止しています。 妻は小走りに外に出て、近くの駐車場に泊まっている大きめな車に入っていきました。中の男性が「遅かったじゃないか。お仕置きだ」などと言い、派手に性交渉を始めました。この様子を録音したので、浮気の証拠になるでしょう。それにつけても性急です。妻にとって痛みを伴う性交渉なのではないかと心配してしまいました。 妻は先に出て、コンビニにアイスを買いに走り、店に戻ります。男性は車から出て、タバコを吸った後に、店に戻っていました。 別日の深夜に張り込みをしたところ、妻は男性が経営する居酒屋の定休日の前日、営業も後片付けも終わった深夜1時に家を出ます。自転車で駐車場まで行き、車の中に入る。そして、男性と性交渉をしてから、自宅に戻るのです。 車は中の声を拾いやすいので、会話を聞くと、妻の方が男性にのめり込んでいる。「こんなふうに求められたかった」「女としての自信がついた」などと語っていました。
「これじゃ別人じゃないですか」
竜也さんに報告すると、「なんですか、これは」と驚いていました。「妻はあれだけ性交渉を嫌っていたのに、これは別人じゃないですか」と泣いています。竜也さんは真面目な性格もあり、妻のことを尊重し、愛し、見守っていました。常に妻を優先し、妻が希望する形で夫婦関係を持っていたのです。それなのに、この男性は夫である竜也さんさえしたことがないことを、妻にさせているのです。 竜也さんは弁護士ともに男性のところに行き、「妻には何も言わずに別れてほしい」と言いに行きます。相手の体が大きく、常識が通用しない雰囲気がなんとなくわかったので、武道の心得がある弁護士に依頼したのです。 「弁護士さんと一緒に行ったのは正解でした。隣に弁護士がいるのに、この男は“あんたがダンナか。あんたがかわいがってやらないから、こういうことになるんだ”と笑ったんです。弁護士さんはこの発言に対して、“今の発言は問題です。この発言に対する、慰謝料の請求もできるんですよ”と言ってくれました」 この男性は男性の妻と4月から別居していました。男性の妻は2人の子供を連れて実家に帰り、子どもたちも転校しています。でも、小学校の卒業生でもあるこの男性は地元のつながりが深く、子どもが転校する前から続けていたということもあり、いまもPTA活動を有志的に参加していました。そこで妻と出会い、男女の関係になったのです。 「この地域は、地元の結束が強く、妻は人間関係の輪の中に入るために、かなりの献身をしていました。妻にPTAの仕事内容を書き出してもらうと、毎日のように学校に行き、なんらかの役割を担っていることがわかったのです。2時間目と3時間目の間にある20分間の中休みの校庭見守りも、PTA役員が担当していたのです」 活動に熱心な妻は、その思いを利用され、多くの役割を押し付けられていたのです。妻も真面目なので失敗したり、連絡ミスはしていけないと緊張状態になっていたところ、男性から「気楽にやろうぜ」と声をかけられた。別居したばかりの男性は、性的欲望のはけ口を探していました。 男性は地元で生まれ育っており、女癖の悪さはなんとなく皆が知っていました。そこに別の地域から来た妻がハマってしまったのです。女性の扱いに慣れている男性は、妻に迫り肉体関係を持ったのです。