八村塁 ジャズへのトレードが急浮上 レイカーズ残留濃厚から変化「デービスとペアを組むセンターいない」
米プロバスケットボールNBAレイカーズの八村塁に、トレード市場の本格化を前にジャズへの移籍が急浮上している。 八村はJ・J・レディック新監督のもとで重用されており、今季は活躍する試合も増えている。一方で、高いレベルでの安定性に欠けているとの指摘もあり、レイカーズのフロント陣は大物補強を計画している方針もあってトレードの可能性がくすぶり続けている。 現場サイドの要望もあって一時は残留も濃厚かと思われたが、1月中旬のトレード本格化へ向けて新たな動きが出てきた。 欧米のスポーツを扱うメディア「スポーツキーダ」は「レイカーズは、ウィングディフェンスのを埋めるために、ディアンジェロ・ラッセルをドリアン・フィニー・スミスと交換するというきな動きをみせたばかりだ。しかし、強豪揃いのウェスタンカンファレンスで真の優勝候補になるには、まだいくつかの良い動きが必要だろう」とさらなるトレードの動きを指摘。「LAのフロントオフィスが解決しなければならないもう1つの問題は、アンソニー・デービスとペアを組む真のセンターがいないことだ。その解決策として、レイカーズの関係者は、ユタ・ジャズのセンター、ウォーカー・ケスラーとのトレードを提案した。このトレードにより、LAはラッセルの代わりとして、先発PGのコリン・セクストンを獲得することになる。その代わりに、ロブ・ペリンカGMは八村塁、ジェイレンフッド・シフィーノ、ジャクソン・ヘイズをジャズに送らなければならない」とレイカーズとジャズとの具体的なトレード案を伝えた。 そして、このトレード案は進展すると強調。「経済的に見て、このトレードはうまくいくだろう。ジャズは再建中のチームでもある。ユタは地区14位であり、プレーオフ出場チームどころか、プレーインチームにも程遠い。しかし、LAはこの取引を成させるために、将来の1巡指名権を1つか2つ含める必要があるだろう。LAはまた、信頼できる攻撃の武器である八村塁を犠牲にする必要がある。今シーズン、彼は平均12・5得点、シュート成功率28・4%(3ポイントシュート成功率45・2%)を記録している。その代わりに、努力すれば得点を稼げる守備の要となる選手を獲得することになる」と説明する。八村の動向が注目される。
東スポWEB