「今朝も散歩拒否犬の収穫」 されるがままの“脱力系チワワ”に反響 行きたくなかった理由とは
運動不足解消や、コミュニケーションのためにも大切な愛犬との散歩。しかし、なかには散歩があまり好きではない子も。X(ツイッター)では、散歩を拒否する“脱力系チワワ”が大きな話題になっています。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。 【動画】「今朝も散歩拒否犬の収穫」 ベッドから引っ張り出される“脱力系チワワ” 実際の投稿 ◇ ◇ ◇
飼い主さんに“収穫”されるチワワが話題
「我が家チワッワ3と19日目。今朝も散歩拒否犬の収穫」 そんなコメントとともに投稿された動画には、仰向けになったチワワが映っています。飼い主さんに首元を支えられて、ドーム型ベッドから優しく引き出される様子は、まるで土の中から野菜を収穫しているようにも。 とろーんとした表情でされるがままのチワワに、思わず笑ってしまいます。引っ張り出されたあとも足をパカーンと開き、動く気配がありません。 動画はXで1.9万件もの“いいね”を集めました。リプライ(返信)には「いいチワワの開きが“収穫”できましたね」「今日も計画的反抗成功」「表情がすべてを物語っているの好き」「ぬるーんっとした感じがかわいい」など、多くのコメントが寄せられています。
保護されて3か月で正式な家族に
注目を集めたのは、推定5歳の男の子「いずも丸」くんです。怖がりで慎重な性格ですが、頑固で甘えん坊な一面も。また、話題の動画からもわかるように、のんびり屋さんな部分もあります。 実は、いずも丸くんは4年前の夏、飼い主さんに路上で保護されました。同日に警察へ届け出て、最初は一時保護の形で一緒に生活していたそうです。 「保護当時は体中が毛玉とうんちまみれ。悪臭がひどく、いい生活状態ではなかったようで、保護するときもたくさん噛まれました」 保護から3か月後、正式に家族になったいずも丸くんと飼い主さん。素敵なお名前には、「大海を知るように、これからの“犬生”をたくさん経験してほしい」という気持ちが込められているそうです。
散歩に行くまでが憂鬱ないずも丸くん
座り込んだり怒ったりするわけでなく、“全力脱力系”のいずも丸くんの散歩拒否。飼い主さんによると、いずも丸くんがこうして拒否をするのはよくあることだそう。それには理由があるようです。 「保護当時は外が怖く、まったく歩けませんでした。その名残なのか、散歩ではなく病院の可能性があると感じているのかなぁと思っています」 話題の動画が撮影されたあとの、散歩の様子が気になるところ。どうやら拒否をするのは、おうちの中だけのようです。 「引っこ抜くときは、『なぜええええぇ嫌だぁぁぁやめてぇぇぇえ』的な雰囲気を毎回感じます。でも、グネグネぐずるいずも丸にハーネスをつけて外に出たら、楽しそうに散歩していました」 毎日、飼い主さんからの愛情をたくさん受けて過ごしているいずも丸くん。これからも穏やかで楽しい日常が続いていくでしょう。 ○取材協力:なか(@nakkkkkan)さん
Hint-Pot編集部