高齢者を食い物にする《あぶない片付け業者》を見抜く10の方法…「すぐ家に来たがる」「なんでも回収する」この言動が危険です
事前の調査を念入りに
悪質な業者ほど、ネットやチラシに「釣り広告」を出している。少しでも怪しいと思ったら、業者のホームページをチェックするのが大事だ。不用品回収事業者のポータルサイト「不用品回収受付センター」を運営する菱倉翔悟氏が語る。 「業者選定で重要なことは、身元がしっかりしているかです。ホームページに住所や電話番号などの(10)会社概要の記載がない業者は危ない業者である可能性が高い。自社ホームページだけではなく、ネットで会社名を検索して、チェックしましょう。口コミの件数が少なくて高評価のものばかりだと、やらせの可能性もあるので注意が必要です」 もしネットやチラシが信用できないなら、自治体の環境部(東京23区の場合)に問い合わせてみるのも手だ。少し時間がかかるが、一般廃棄物処理業の認可を受けている業者を紹介してもらうことができる。不用品回収は事前の調査と家族への相談を忘れず、慎重に行おう。 『週刊現代別冊 おとなの週刊現代 2024 vol.4 死後の手続きと生前準備』が好評発売中! 累計188万部の大人気シリーズが、大幅リニューアルでさらにわかりやすくなりました! 週刊現代の大反響記事を、加筆のうえ、ギュッとまとめた一冊です。
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