【いろんな魚が釣れるぞ!】SLJが熱い!根魚、マダイ、ヒラマサ、ワラサ!千葉県勝浦川津港『不動丸』
8月に入ると千葉県外房・勝浦川津港『不動丸』のSLJ(スーパーライトジギング)の釣果が急上昇!アカハタ、カサゴなどの根魚を中心にマダイやワラサ、時にはヒラマサも顔を出すとの情報を得た!私も「今だ!」とばかりに8月20日に出掛けてみた。 鳥山が活発!釣り人のココロオドル瞬間!
港の岸壁に荷物を下ろして車は駐車場に移動
4時30分頃、集合場所の勝浦川津港の市場横に到着。すでに1台の車が停まっていて、中には3人のアングラー。挨拶すると『不動丸』のSLJ船に乗船する釣り人だった。3人は会社の同僚で毎月1度釣行していて、この日はたまたまその釣行日とのことだ。「1カ月前から今日が楽しみで寝てないんです」と、皆さん相当な釣り好きのようだ。 荷物を降ろした後、車を『不動丸』専用の無料駐車場に移動。集合時刻の5時には、SLJ船の『第三不動丸』が着岸。船長に手伝ってもらって船内に荷物を運び込む。少し遅れて軽トラで女将さんが到着したので受け付けを済ませる。その際ペットボトルの氷を2本(帰港後砕氷と交換)受け取った。
メタルジグは60gが基本。ドラグはキツ過ぎずゆる過ぎず
基準となるメタルジグは60g。潮の状況で底がとれないようなら80gにチェンジする。ベイトが小さいのでジグも小さいものがよく、タングステン製がベストとされるが、「根掛かり必死のこの釣りで、例えばビギナーの人がいきなり高価なジグを使用するのはさすがにおすすめできません。不動丸ではタングステンではないけれど、小さめで、お手頃価格のジグを用意しています(有料)。良く釣れるジグですので、欲しい時は言ってくださいね」と船長。リールのドラグは、あらかじめ“キツ過ぎずゆる過ぎず”に調整。ドラグ値に関して船長に聞くと「2.5kgくらいで良いと思います」とのことだった。
船長のレクチャーを受け、実践するべし!
取材日は、日の出前にポツリポツリと雨がチラつき涼しいとさえ感じられる日だった。釣り支度を整えた後、出船前に吉清晃朗船長に釣り方のレクチャーをお願いすると「常に根魚を釣るつもりで、ジグを底まで落としてから釣り始めます。ゆっくりめのワンピッチジャークで上へ上へと探るのが基本。ヒラリ、ヒラリと沈ませることを意識したスロージギングのような釣り方も効きます。色々試して釣れる釣り方を見つけていきましょう。根魚中心の五目釣りも面白いし、マダイや前触れなくヒラマサがズドンッと喰ったりもします!SLJはホントに気の抜けない釣りなんです」とのことだった。気さくな船長なので、訪れた際にはぜひ一度、レクチャーしてもらおう! そうして『第三不動丸』は5時30分頃に出船。港を出ると海上はナギ。これはいい日に当たったかな!?「水深16m、根掛かりに注意!」と言うアナウンスでスタート。 すかさずジグを投入し着底。そしてアクションを加えようとしたとたんにいきなりヒット!ロッドは大きく弧を描き、力強い引きとともに水面にあがってきて姿を見せたのは30cm前後の良型カサゴ、幸先良いスタートだ!