【ハイライト動画あり】筑波大学、6位で大学選手権の出場を逃す。帝京大学は2位でシード権を獲得。ラグビー関東大学対抗戦
キャプテンWTB中野は「帝京大学は自陣のゴール付近に入れてしまうと、得点を取って帰るチームなので、規律を守りながらやろうと思っていたら、規律が良くなく自陣に相手をずっと入れて、ディフェンスの時間が長く、苦しかった」と振り返った。
会心の勝利を挙げた帝京大学の相馬朋和監督は「対抗戦の最終戦で、1年間を通して、学生たちが、ここまでやってきたことをグラウンドの中で表現して素晴らしいパフォーマンスを出すことができた。今日の試合のように、大学選手権でもチームとして一貫性を持って取り組んでいきたい」と先を見据えた。
キャプテンFL青木惠斗(4年)は「試合前のロッカーで、自分たちにフォーカスしようと話して、自分たちのラグビーが80分できたのがうれしい。対抗戦で4連覇することはできなかったが、早稲田大学戦から、自分たちの形、強みを再認識することができた。大学選手権では優勝を取りにいきたい」と言葉に力を込めた。
筑波大学は、12月1日に慶應義塾大学(勝ち点21)、青山学院大学(勝ち点20)が勝利したため、6位となり大学選手権出場を逃してしまった。一方の帝京大学は、12月1日に早稲田大学が勝利したため、対抗戦2位で大学選手権はシードとなり、12月21日の準々決勝(東洋大学vs.慶應義塾大学の勝者と対戦)が初戦となる。
文/写真:斉藤健仁
斉藤 健仁