創業300年の老舗がつくる、どんな食事にも寄り添うカトラリー。【今日の逸品】
〈サロ〉カトラリーシリーズ
カーサ ブルータスの人気企画「10選」シリーズから、こだわりの逸品をジャンルレスに日替わりでご紹介します。 【フォトギャラリーを見る】 ご飯だけでなく、サラダの取り分けにも使う箸。カレー、煮物、スープまで、多様な役割を果たすレンゲなど、伝統の食文化を保ちつつ、他国の料理も積極的に受け入れる日本の食卓には、独自のカトラリーのかたちが存在する。 時代とともにさらに細分化、多様化する現代の日本のダイニングにより適したカトラリーがつくりたいと、新しいプロジェクトを立ち上げたのが、300年にわたり漆器を軸としたものづくりに携わってきた福井の〈セキサカ〉だ。 新ブランド《サロ》では、日本全国に伝わるものづくりの技術と知識を集結し、これからのライフスタイルに合ったプロダクトを提案することに特化。その第一弾として、スイス人デザイナー、カルロ・クロパスとともに、フォーク、ナイフ、スプーンから、箸、レンゲ、しゃもじなど、東西の文化を融合した一連のカトラリーを開発。一点一点ディテールにまでこだわり、どんな食事にも自然に寄り添う、美しい佇まいを備えるシリーズが完成した。 公式サイト
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