【若松ボート(ナイター)一般】戸敷晃美 「スピードクイーンメモリアル」の出場権確保へ優勝戦もタイムアタック
<9日・若松ボート・5日目> 戸敷晃美は準優11Rで2着に入り、最後の優出切符をゲット。優勝に向けて気合が入るところだが、もう一つの要素も拍車をかけている。新設された女子のプレミアムGⅠ「スピードクイーンメモリアル」(来年2月、浜名湖で開催)の出場選考期間が今月末に迫っているためだ。 各レース場で最も速い上がりタイムを記録した選手が「スピード巧者」として優先出場権を得る。級別や勝率によらず、〝タイムを出した者勝ち〟のシステムになっている。若松では3月に武井莉里佳が出した1分48秒9がトップだったが、戸敷は初戦でこれを更新。2日目には1分47秒5の最高記録を叩き出した。4日目12Rでは安定板が付いていても構わずかっ飛ばし、2日目と並ぶ最速タイムを記録した。 若松は次節(13日開幕)も男女混合戦なので、戸敷としてはなるべくぶっちぎりのタイムを残しておきたいところ。「カドから踏み込みたい」と優勝戦も行く気満々だ。タイムアタックも兼ねてV奪取に挑む。