「動き出す浮世絵展 TOKYO」が12月から寺田倉庫G1ビルで開催。立体映像空間で浮世絵の世界に没入する体感型ミュージアム
最新テクノロジーで生み出す9つの映像空間で、浮世絵の世界を表現
浮世絵の世界に没入できる体感型デジタルアートミュージアム「動き出す浮世絵展 TOKYO」が、12月21日~2025年3月31日に寺田倉庫G1ビルで開催される。 「動き出す浮世絵展」は、葛飾北斎、歌川国芳、歌川広重、喜多川歌麿、東洲斎写楽、歌川国貞などの浮世絵師たちの作品300点以上をもとに、3DCGアニメションやプロジェクションマッピングなどを用いてデジタルアート作品として再現し、立体映像空間を作り出す体感型デジタルアートミュージアム。美しい浮世絵作品の数々が最新のデジタル技術によって動き出し、来場者は作品の中に入り込んだような感覚を体験できる。浮世絵を新たなかたちで楽しめる展覧会として、これまでに名古屋、ミラノ、鹿児島で開催されてきた。 会場は、テーマごとに分かれた異なる映像空間で構成。世界から「ジャパン・ブルー」と称される藍色の世界を表現する「藍」や、名所絵などを取り上げる「眺」、美人画の世界を巡る「麗」、季節の移ろいを表現する花鳥風月の空間「彩」、触って楽しめる「遊」をはじめ、「瀧」「豪」「錦」「雅」 の9つの空間が登場する。 さらに、江戸時代に刷られた著名な浮世絵や、復刻版の浮世絵も展示。浮世絵の歴史や江戸の文化、浮世絵師たちについても解説する。
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