23日にラグビー早慶戦 充実の早稲田BK陣を牽引するのは3年生・野中「うちのBKは若いので、僕がしっかり引っ張る」
「早慶戦は慶應のプレッシャー・熱量が違う」
将来はリーグワンでラグビーを続けるつもりだ。趣味はドライブで、友人と海に行ったりしているという。目標としている選手は、日本代表のSO松田力也(現・トヨタヴェルブリッツ)だ。「(松田選手は)キックの使い方、スペースを見るところがすごいなと思います。ああいった選手が日本を代表する選手だなと思います」(野中) 対抗戦は残り2試合。11月23日に「早慶戦」、12月1日は国立競技場での「早明戦」だ。「2回戦って、慶應義塾大のプレッシャーをすごく感じています。他の試合と熱量が全然違うと思っているので、その熱量を僕らは超えていかないといけない。また明治との伝統の一戦は100回目ということですが、そこまで意識することなく、自分たちの戦いにしっかりフォーカスすることが大事だと思っています。FWが頑張っているのでBKで助けたい」と先を見据えた。 ファンにどういったところを見てほしいかと聞くと、野中は「チームとしては、細部にこだわることやミスを少なくするなど、まだまだ成長しないといけないが、早稲田らしいアタック、ディフェンスを毎試合やっていくので見てほしい。個人としては状況判断よくプレーし、ディフェンスではしっかり前に出てプレッシャーを与えたい」と話した。 CTB野中は「自分がBKをリードしていかないといけない存在なので、チームを勝利に導き、早稲田大の日本一にコミットしたい」と意気込んでいる。ゲームコントローラー、そしてプレースキッカーとしてアカクロの12番の存在感は、日に日に増すばかりだ。
斉藤健仁