錦織圭 全豪OP本戦入りは微妙な状況、世界ランク2つ上げるも…<男子テニス>
ATP世界ランキング
男子テニスの11月18日付ATP世界ランキングが更新され、錦織圭は順位を2つ上げ105位とし、日本勢3番手を維持した。来季1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)の本戦に直接出場できるかは微妙な状況となっている。 【動画】錦織圭 激闘制し1年5ヵ月ぶりV!優勝の瞬間! 34歳で元世界ランク4位の錦織は先月のスロバキア・オープン 2024(スロバキア/ブラチスラバ、室内ハード、ATPチャレンジャー)で4強入り。 さらに、前々週のHPPオープン(フィンランド/ヘルシンキ、室内ハード、ATPチャレンジャー)では公式戦で約1年5ヵ月ぶりの優勝を飾った。 錦織は同大会を最後に今シーズンを終了したため前週の大会には出場せず、今週のポイント加算はなかったが、他選手のランキングが変動したことで前週から2つ順位を上げた。 目下の注目は、来シーズン最初の四大大会となる全豪オープンの本戦に直接出場できるか否か。 同大会では通常エントリー時点(12月2日付の世界ランク)で104位以上の選手が本戦に直接出場できる。しかし、プロテクトランキング(負傷などによる長期離脱選手の救済措置)を行使する選手と、同大会を欠場する選手の人数によりこのカットラインは変動する。 例年は100位前後がカットラインとなっているが、果たして錦織は本戦入りすることができるか。本戦入りすることができなければ、予選から出場することになる。 11月18日付ATP世界ランキングの日本勢上位10選手は以下の通り。 ※[]内は前回のランキングからの変動数、()内は前回のポイント ■70位[ ↑2 ]…西岡良仁 776ポイント(776ポイント) ■83位[ ↑1 ]…ダニエル太郎 674ポイント(662ポイント) ■105位[ ↑2 ]…錦織圭 578ポイント(578ポイント) ■140位[ ↑4 ]…内山靖崇 432ポイント(422ポイント) ■182位[ ↑11 ]…トゥロター・ジェームズ 323ポイント(303ポイント) ■193位[ ↓16 ]…島袋将 297ポイント(333ポイント) ■217位[ ↓2 ]…清水悠太 262ポイント (269ポイント) ■251位[ ↑15 ]…綿貫陽介 214ポイント(200ポイント) ■252位[ ↓9 ]…望月慎太郎 213ポイント(229ポイント) ■301位[ ↓15 ]…野口莉央 174ポイント(183ポイント)
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