ヤニス・アデトクンボ、“下の世代”が活躍も自信揺らがず「僕みたいな選手は他にいない」
ミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンボはNBA12年目を迎えた今季、ここまで22試合に出場してリーグトップの平均32.7得点、11.4リバウンド、6.0アシスト、1.5ブロック、フィールドゴール成功率61.2%をマークしている。下の世代の突き上げもあるなかで、自身は変わる必要はないと考えているようだ。 2013年のドラフト全体15位指名でNBA入りしたアデトクンボ。5年目の2017-18シーズンから7年連続で平均20得点、10リバウンド以上を挙げており、その記録は「8年連続」に伸びるだろう。19年、20年は史上12人目の2年連続シーズンMVP、21年にはリーグ優勝も果たし、現代を代表するスーパースターの1人だ。 現地時間12月6日(日本時間7日)に30歳となったなかで、兄のタナシス・アデトクンボがホストを務めるポッドキャスト『Thanalysis Show』に出演した際、今季の自身の充実ぶりについて、「僕は自分の能力を信じているし、プレイに全身全霊を注いでいる。自信は高まってるが、次のレベルを目指さないといけない。今季、ワンステップ上がれたと思う」と分析した。 「ルカ(ドンチッチ/ダラス・マーベリックス)やシェイ(ギルジャス・アレクサンダー/オクラホマシティ・サンダー)は明らかに素晴らしいものを持っている。あらゆる面ですごく才能があるが、僕みたいな選手は他にいない。だから、なぜ変わろうとする(必要がある)? 僕はヤニス(自分)を進化させなければならないし、それが今季の僕のマインドセットだった。今のところ、それは上手くいっている」 バックスは開幕10試合で2勝8敗とスタートダッシュに失敗したが、7連勝を飾るなど13勝11敗まで盛り返しており、アデトクンボのさらなる奮起にも期待が懸かる。
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