センバツ2023 「県民に感動を与えて」 北陸・敦賀気比、知事を表敬訪問 /福井
18日に開幕する第95回記念選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高野連主催)に出場する北陸、敦賀気比両校の主将らが3日、福井県庁で杉本達治知事を表敬訪問し、甲子園での活躍を誓った。 34年ぶり2回目の出場となる北陸の笹井多輝(たき)主将(2年)は「甲子園に出場できるということは、たくさんの支えがあったということ。感謝の気持ちを力に変えて、元気と粘り強さで北陸旋風を巻き起こす」と抱負を述べた。3年連続出場の敦賀気比の浜野孝教(たかみち)主将(同)は「(前の2年は)初戦敗退と悔しい負け方をしているので、まずは初戦突破を最大の目標とし、目の前の試合を一歩一歩勝ち進んでいく」と決意表明した。 福井県から2校が出場するのは2年連続。杉本知事は「できることなら両チームが決勝戦で戦っていただきたい」と期待し、「練習の成果をいかんなく発揮し、県民や全国の皆さんに感動を与えていただければと思っている」と激励した。【国本ようこ】