あんこ好き・川田裕美オススメの「たい焼き」夏はソフトクリームとのコンビが最高[FRaU]
食のスペシャリスト&グルメに精通する識者で構成される「FRaU Foodies」が、今イチオシの料理やスイーツなどをお届けします。今回は、あんこ好きのフリーアナウンサー・川田裕美さんが登場。「私好み」というあんこがぎっしり詰まった、たい焼きをオススメしてくれました。
1匹の焼き時間は約60分 希少な小豆で作るたい焼き
川田さんオススメのたい焼きは、東京・恵比寿にある人気店「恵比寿たいやきひいらぎ」の看板商品。 「皮はパリっと香ばしく、もっちり。そしてぎっしり詰まったあんこはホクホクしていて、豆の風味もしっかり感じられる、私好みのあんこです」
実はこちらのたい焼き、店頭には「一匹三十分」と書かれていますが、1時間近く焼いて完成させます。「お客さんが引いちゃうんじゃないかと思って、サバを読んでます」と店主。風が吹けば消えるほどの弱火で焼くことで、外はパリッ、中はトロッとさせて仕上げています。
そして、川田さんが「私好み」というあんこは、北海道にある羊蹄山の小豆を使用。
火山の麓でしか育たない希少な小豆は、火山灰を含んだ土で育っているからミネラル豊富。限られた土地で育てていることから、大きさや味にムラがないのも特徴です。
焼き上がったたい焼きをいただくと、川田さんが言う通り、衣はパリッとした食感。サクッと歯が入り、あんこの風味や甘みをしっかり感じます。しかし、穏やかな甘さなのでくどさを感じません。
頭から尻尾までぎっしり詰まっていながら、何個でも食べられそうに思えるほど軽やかです。
たい焼きは、ピーク時は真冬で最高1日1500匹、平均1000匹程度売れるそう。ただ、真夏はその3分の1以下に……。そこで考案されたのが「たいやきソフト」。こちらも川田さんイチオシです。 「ソフトクリームにたい焼きが頭からダイブしている『たい焼きソフト』もぜひ食べてみてほしいです!暑さも疲れも吹き飛ぶおいしさですよ」
ソフトクリームをカップの端に寄せて入れ、空いたところにたい焼きを頭から刺したインパクト抜群のビジュアルです。 食べると、ミルキーなソフトクリームであんこの甘味が引き立つ印象。パリッとした皮が少し柔らかくなるのもいい感じです。 猛暑の取材時も、これを食べると汗が少し引いてきました。涼しくなってきたら終売する限定商品なので、ご注意を。