新型コロナの新規陽性者「少しずつ、ただ確実に増えている」大阪・吉村知事会見12月21日(全文1)
村上財団と協力してNPOの金銭的支援を
NPOの活動を支援していこうと、そしてSDGsの達成に向けて社会課題を解決していこうじゃないかと、その事業についてです。この間、NPOの活動を支援する事業のうちの1つとしまして、村上財団と協力をして、そしてNPOの金銭的な支援をしていこう。金銭的な支援というのは単に補助金というものではなくて、クラウドファンディングのやり方、技術、そういったことも知っていただきながら、自分たちでお金も集めるという努力をし、そしてそのためのサポートもし、そのノウハウもぜひ知っていただき、併せて、その獲得したクラウドファンディングの金額と同額を村上財団から支援もしてもらうというような、そういった事業を行っています。 令和2年度、令和3年度、令和4年度と行ってきました。令和4年度においては全ての事業が目標額を、寄付の目標額を全て達成したということになります。さまざまな、子ども応援事業であったり、不登校の支援であったり、LGBTQの支援であったり、食料支援、いろんな、子ども食堂、さまざまな課題を抱える方への雇用支援、それぞれの事業があるわけですが、こういったNPOの皆さんを支援する。そして支援の仕方も、自分たちでやっぱり運営資金を獲得できるようなノウハウも獲得してもらいながら、それに合わせた支援もするという事業です。この間、コロナ禍における課題解決ということがテーマになっていましたが、新年度からはSDGsの達成に貢献するさまざまな社会課題の解決ということとし、取り組みをさらに展開していきます。コロナ禍にもう限定しない形で、SDGsの達成という観点からこの事業を展開していきます。
募集期間は21日から来年の2月22日までの2カ月間
そしてSDGsの中でも、17ゴールのうち6つの重要テーマのいずれかの達成を目指すという事業に対しての支援ということになります。そのテーマですけれども、1、3、4、5、11、12、これは村上財団とも協議もしながら、そして大阪府が掲げるテーマなんかも含めながら決定したテーマです。17ゴールのうち、この6つを選定いたしました。「貧困をなくそう」、「すべての人に健康と福祉を」、「質の高い教育をみんなに」、「ジェンダー平等を実現しよう」、「住み続けられるまちづくりを」、「つくる責任 つかう責任」、この6つの重要テーマのいずれかの達成に寄与する事業、これがまず対象になります。そして営利を目的としないNPO法人等が対象になります。採択件数は5件を想定しています。 期間についてですけども、募集期間は12月21日、本日から来年の2月22日までの2カ月間ということになります。支援内容ですが、クラウドファンディングで集めた寄付金額と同額の資金を提供いたします。公募の説明会ですけども、1月13日から行います。阪急のうめだホールで行いますので、ぜひ多くの事業者の皆さんにご参加をいただけたらというふうに思います。ちなみに昨年の、先ほども申しましたけども、昨年の実績は全ての事業で満額のクラウドファンディングを達成されています。 スケジュールですけれども、先ほど申し上げました公募期間を経て、来年の3月ぐらいに審査をする。そして来年の春、5月、6月ぐらいに資金調達をし、来年度、令和6年3月まで事業を実施するというようなスケジュール感になります。社会課題の解決に取り組むNPO等の法人、事業者の皆さん、ぜひご参加をいただけたらと思います。詳しくは、府のホームページがありますので、そちらをご覧いただけたらと思います。私からは以上です。 司会:それでは府政公務に関する質問をお受けいたします。質問される方は挙手の上、社名とお名前をよろしくお願いいたします。それでは最初に幹事社の関西テレビさん、お願いします。 【書き起こし】大阪・吉村知事会見12月21日 全文2に続く