【IPBLチャンピオンシップ】栃木ゴールデンブレーブスが石狩レッドフェニックスとの接戦を制し、準決勝進出へ
独立リーグの日本一を決める、日本独立リーググランドチャンピオンシップ2024が、9月27日に、栃木県小山市の小山運動公園野球場で開幕した。 【写真】昨年のセーブ王・栃木ゴールデンブレーブスの入江空 開催県枠として出場した、栃木ゴールデンブレーブス(以下、栃木GB)は、北海道フロンティアリーグ代表の石狩レッドフェニックス(以下、石狩)と対戦し、5対4で勝利を収めた。 栃木GBの先発マウンドには、7月5日以来の登板となる中山貴史が上がり、石狩の強力打線を2回途中まで5者連続三振に斬って取る上々の立ち上がりを見せた。初回に相手のバッテリーミスで先制した栃木GBだったが、3回に石狩の8番・満保一平がセンターバックスクリーンに飛び込むソロホームランを放ち、試合を振り出しに戻した。 その裏、栃木GBの先頭、1番・武蔵が、右中間場外に消える特大のホームランを放ち勝ち越しに成功すると、4回には8番・コウチーニョのタイムリーツーベース、5回には武蔵の二打席連続となるソロホームランで加点し、4対1で前半を終えた。 しかし、石狩も意地を見せる。6回、5回からリリーフしていた栃木GBの齊藤鳳人が味方の失策と四球で、二死一二塁のピンチを招くと、4番・山名陽太に同点スリーランが飛び出し、4対4と再び試合は振出しに戻った。 栃木GBは、7回にも二死三塁のピンチを迎えるも、堀越歩夢が好救援を見せ無失点に抑えると、その裏、先頭の武蔵が三打席連続となるホームランを放ち勝ち越しに成功した。 8回は栃木GBの堀越が三者連続三振で切り抜けると、9回は大ベテランの吉川光夫が0点に抑え、試合終了。 栃木は武蔵の3本塁打に加え、5人の投手が計15三振を奪う力投を見せ、投打がしっかりと嚙み合い、28日に行われる準決勝進出を決めた。 【試合情報】 ※球場はすべて小山運動公園野球場(栃木県小山市向野187) ■9月28日(土) ・準決勝 第1試合 12:00 信濃グランセローズ 対 愛媛マンダリンパイレーツ ・準決勝 第2試合 17:00 北九州下関フェニックス 対 栃木ゴールデンブレーブス ■9月29日(日) ・ 決勝 12:00~ 準決勝第1試合 勝利チーム 対 準決勝第2試合 勝利チーム
アスリートマガジン編集部