「突然、受験をやめたい」という子への親の接し方。愚痴や弱音には言い返さない
5:親がメンタルブレイクをしない
私がなにより大切だと思っているのがこれです。 見ているしかできないからこそ、親はもどかしさや焦りを感じる部分があるんですよね。そのうえで子どもの愚痴や弱音を受け止め、送迎したりスケジュールを組んだりしなければなりません。ストレス、たまりますよね。私が「中学受験をやめてほしい」と思うことも何度もありました。 子どもより先に親がメンタルブレイクの危機に陥ることも不思議ではありません。しかし、親のメンタルブレイクは当然子どもの心を揺らしてしまいます。子どもが愚痴や弱音をぶつけられるのも、親のメンタルが安定しているからこそ。子どもを見てあげるためにもまずは親自身がメンタルを安定させることが重要です。 そのために、親自身も適度なガス抜きやリフレッシュが必要だと思います。子どものメンタルブレイクを防ぐには親の協力が不可欠です。 受験まで常に全速力で走るのは難しいことだと思います。親子ともに適度な休憩やガス抜きをはさみつつ、最後まで走り抜けていきましょう。
天海ハルカ