第3世代「フォルクスワーゲン ティグアン」は更に良くなった?ベストセラーSUVを徹底的にテスト&評価
アシスタンスシステムについては事情が異なり、我々の試乗車の場合と同様、「IQドライブ」として980ユーロ(約16万円)で購入できる。これには、ストップ&ゴー機能付きアクティブクルーズコントロール、ルートベースクルーズコントロール、カメラによる交通標識認識などが含まれる。これらはすべて、ステアリング、ブレーキ、車線逸脱警告システムとの連動に優れており、交通量の多い高速道路での運転が非常に楽になる。
ステアリングコラムレバーでのギア選択
インテリアの構造が明確になったことで、VWはセンターコンソールからギアセレクターレバーを取り除いたことも忘れてはならない。かつてフロントガラスのワイパーレバーがあった場所に、ステアリングコラムレバーという形で移動している。 ダッシュボードとドアのインレイはバックライト付きで、これは反対側のウインカーレバーに組み込まれている。VWはここで、電気自動車モデルとの類似点を作り出している。しかし、シュトゥットガルトに本拠を置くVWは、この種の操作を学び、人間工学的にいくらか成功しているようだ。
センターコンソールのスペースが拡大
しかし、このデザイン変更には良い点もある。センターコンソールにスマートフォン2台を置くスペースができた。また、TFTLCディスプレイ一体型の照明付きロータリーコントロールがあり、エコ、コンフォート、スポーツ、インディビジュアルの走行プログラムを選択できるだけでなく、サウンドシステムの音量調整にも使用できる。 新型VWティグアンの多くの部分がそうであるように、この部分もよく考えられている。この点で、第3世代は飛躍的な進歩を遂げたと言える。ステアリングホイールの後ろにあるギアレバーなど、すべてのディテールが気に入るかどうかは、顧客が決めることだろう。BMWやメルセデスの高価な競争相手と比べると、ヴォルフスブルクに本拠を置く同社は多くの点で前進しており、高価格ではあるが、より手頃な価格を維持しているとも言える。
結論
「ティグアン3」は胸を張って土俵に上がることができる。VWは、ベストセラーがその地位を維持するために多くのことを行っている。特に品質、インフォテインメント、ドライビング特性において。 AUTO BILDテストスコア: 2
Mirko Menke and Holger Preiss
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