ブルックス ブラザーズとBEAMS Fの西口修平氏によるカプセルコレクション<JAPAN TRAD.>
1818年にニューヨークで創業以来、200年以上にわたって上質で品の良いアメリカントラッドを提唱し続けているブルックス ブラザーズが、メンズドレスファッションを代表するBEAMS Fのディレクター、西口修平氏をエディターに迎え、カプセルコレクション<JAPAN TRAD.>を発表した。 アイテムのディテールもチェックしたい方は
カプセルコレクション<JAPAN TRAD.>上品で良質なアメリカントラッドに、高い日本の技術と西口氏の感性を融合
メンズドレスファッションを代表するBEAMS Fのディレクター、西口修平氏をエディターに迎えた本コレクションは、同氏が長年想いを馳せたブルックス ブラザーズのシグネチャーアイテムをベースに、国内トップクラスの工房にて生産されたアイテムが揃う。厳選された素材、信頼された日本の縫製技術、そして同氏の感性を取り入れたオーセンティックかつモダンなアイテムで編集されており、本物を愛する大人のためのラインナップとなっている。本コレクションは、スーツ2型、ブレザー、バルカラーコート、ポロカラーシャツ4型、トラウザーズ3型、ネクタイ4柄が展開される。 このコレクションが発表されるにあたって、西口氏は以下のように語っている。「<JAPAN TRAD.>コレクションは、日本の素晴らしいモノづくりや企画にフォーカスを当てるという意味合いと、私たち日本人が考えるブルックス ブラザーズ東海岸スタイルの現代的な再解釈という意味を含んだコレクションとなっています。ブルックス ブラザーズの企業理念で大切にしていること、これまでの伝統を重んじながら日々新しい歴史を作ること、どこか新鮮で、何か新しい、そして確かなモノ。それをふんだんに感じて頂けるようなコレクションが完成しました。」
<JAPAN TRAD.>コレクション①ブレザー
ブルックス ブラザーズの原点ともいえる段返り3つ釦サックモデルのブレザーを、緻密な職人技が世界的に高い評価を得ているファクトリーブランド「RING JACKET」に制作を依頼。生地は、ブルックス ブラザーズが生み出し、かつて多くのファンを魅了した「サクソンウール」の紡績をベースに、さらにグレードを上げた「エスコリアルウール」のみで紡績された生地を採用。王家の羊と呼ばれている超希少な幻のウール、エスコリアル原毛を100%使用したツイル生地に、ロンドンシュランクという贅沢な仕上げを施すことで、生地に適度なナチュラルストレッチを入れた最高級ブレザーだ。ウール100%ながら光沢感とハリがあり、カシミアのような肌触りが特徴。熟練の職人によるアイロンワークで曲げられた一枚衿は首に美しく沿い、ブルックス ブラザーズの特徴であるナチュラルショルダーを表現しながらも、立体的な袖付けによって身体に美しくフィットする極上の着心地を感じられる。上衿と下衿をつなぐ梯子掛けは、ハンドで仕上げることによりフラットで美しいラペルを実現。